「ノーマル形状の足でNDロードスターを極める!」インテグラル神戸のパーフェクトメソッド

公開日 : 2019/10/13 13:00 最終更新日 : 2019/10/13 13:00


ノーマル形状で構築する効果絶大サスチューン

 

NDロードスターの足回りを極める!

 

サーキットで積極的にタイムを狙っていくのであれば、車高調を導入して限界性能を上げたいところだが、ロードスターを新車購入して、すぐにそこまで方向性を決められるユーザーは限られている。高額な買い物となるため、ハードルが高く、ノーマルの乗り味をいきなりガラリと変えてしまうことに抵抗があるユーザーも少なくない。

 

 

そこでインテグラル神戸では、サーキット走行も見据えたオリジナル車高調を発売する一方で、ノーマル形状のダンパー&スプリングで乗り心地とスポーツ性を両立させるプランも確立。NDロードスターは長いストロークでジオメトリーをコントロールする構造に進化しているため、ハードレート&ショートストロークでなくても高い旋回性能を維持できる。つまりノーマル形状のアシでもスポーティな走りが可能なのだ。

 

ND型は歴代ロードスターの中ではストロークが長く、それが安心感のあるロールを生み出し、荷重移動などを操る楽しみを助長させている。しかし、動きすぎるのがネックでもある。

 

 

マツダ車は伝統的に、高負荷時はバンプラバーへの依存度が高まる設計となっているが、ノーマルでハードに攻め込むとバンプラバーに接触している時間が増え、底突き感として認識しやすくなってしまう。そこで「バネレートの適正化によって、バンプタッチしない領域を広げよう」と、オリジナルローダウンスプリングを開発。

 

バネレートは、フロント2.26kg/mm&リヤ1.18kg/mmの純正に対して、ロールを活かしながら限界域の過度なロールを抑制。ローダウンしてもバンプタッチしないレート設定として、フロント3.3kg/mm&リヤ2.2kg/mmを導き出した。

 

 

この変更したレートに対応しながら、しなやかさも維持できるダンパーとして、コニSPORTをチョイス。減衰調整機能を備えているので、レートアップしたスプリングにフィットさせやすい。なお、NDは弱アンダー傾向にあるので、キャンバー角はフロント=少し多め、リヤ=やや控えめを基本に、前後のパランスで解消するのがベター。

 

 

なお、ダンパー&スプリングを交換するついでのアップデートとしては、アッパーマウントの交換が定番。マツダスピードのゴムマウントは価格も手頃で、異音が発生するリスクもない。適度にダイレクト感を演出できる。

 

 

これだけでも一気に引き締まるが、周辺パーツを組み合わせることで、走りの質と完成度はさらに高まる。代表の安藤さんがその筆頭候補に挙げるのがトーコンブッシュ。NDのリヤマルチリンクは、走行中にトーやキャンバーを積極的に動かす構造となっている。ところがハードに攻め込むと過度に変化してしまうので、オリジナルのマスタースペックトーコンブッシュで過剰な動きを抑制するのだ。

 

 

フロントのリフトが原因でアンダー傾向が強まっている場合は、リヤのスタビライザーを強化品に交換するのも有効。乗り心地を悪化させることなく、リヤの過剰な沈み込みを抑え、アンダーを解消できる。インテグラル神戸では、オートエクゼの強化品を推奨している。

 

 

街乗りだけでなく、ワインディングやサーキットなど、ホットな走りを求めるのであれば、サスペンションブッシュを強化すると走りが大きく変化する。マツダスピードの強化ゴムブッシュはノイズや乗り心地悪化などのリスクも少なく、ヨレやタワミを適度に抑えられる。

 

 

そしてここまで作り込めば、タイヤのサイズチョイスにもこだわりたい。極端なワイド化はキャラクターをガラリと変えてしまうので、純正195/50R16から205/45R16へのサイズ変更がオススメ。わずかだがワイド化を図ることができ、外径も純正より少し小さくなるのでローギヤード効果が得られるのもメリットだ。

 

●取材協力:インテグラル神戸 兵庫県明石市大久保町大久保町597-1 TEL:078-935-2661

 

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