「世界最速のサラリーマン“アンダー鈴木”がeスポーツで大奮闘!」JeGT GRAND PRIX ZERO ROUND @KOBE参戦記

公開日 : 2019/10/05 11:00 最終更新日 : 2019/10/05 11:00


大注目のeスポーツ“JeGT”プレ大会にWEB OPTIONチームで参戦!

 

アンダー鈴木はゲームでも速かった(ソコソコ)!

 

9月29日、神戸の六甲アイランドで「Japan electronic sports Grand Touring = JeGT」のプレ大会が開催された。これは、プロレーシングチーム・プロゲーミングチームがレーシングゲーム(グランツーリスモSPORT)で王座を競うeスポーツで、今回は2020年のシリーズ戦開催に向けたエキシビジョンマッチだ。

 

 

WEB OPTIONは即席チームを結成してこの大会に乗り込んだわけだが、結果を先にお伝えすると…余裕の予選落ち…。

 

 

いやいや、プレ大会だと言うのに周囲のチームがガチすぎる! その中でも、とくにヤバイと思ったチームBEST3をここで紹介していこう。

 

●BEST.1「RAYS e-RACING Team」

 

ホイールメーカーのレイズは、GTアカデミー出身のレーシングドライバー“ヤン・マーデンボロー”と加藤彰彬選手のコンビを送り込んできた。ヤンは、言わばグランツーリスモの申し子。尋常ではなく速い。

 

●BEST.2「ODDEYE Gaming」

 

神戸のプロゲーミングチーム。グランツーリスモ・ワールドツアー2019第4戦で2位に輝いた宮園拓真選手(右)を招集。もう一人のBLACK.選手(左)もFPSの世界チャンピオンでゲーム順応度が異様に高い。

 

●BEST.3「NISSAN×TRUST Racing 1’s BD」

 

全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2019 IBARAKIで千葉県代表の座を勝ち取った新川真也選手と、その友人である長原叶志郎選手(おなじくeスポーツ選手権のオフライン予選通過)の強烈タッグ。唯一、筐体まで持ち込んで優勝のことしか考えていないガチ勢。

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

 

この3チーム以外も、現役のスーパーGTドライバーやプロゲーマーがゴロゴロしていて、とんでもなくハイレベル! “かませ犬”的な参加チームは、ウチとユーラス(のむけん&圭市の親子コンビ)くらい!? 

 

 

ちなみに、今大会にはトラストの働きかけで、HKS&ブリッツもチームを組んで参戦していた。そう、3大パーツメーカーが勢揃いしたのである。どのメーカーも社員ドライバーで構成されていたが、HKSはグランツーリスモ国体代表決定戦の中部大会(静岡県)で9位になった若手がいるし、ブリッツもゲームが得意な社員を用意するなど決して侮れない!

 

 

一方、WEB OPTIONチームのメンバーは連載コラムでお馴染みの粟野如月さんと編集部員カギイチ、そして筑波最速の男“アンダー鈴木”も招集した。

 

アンダー鈴木。この男の名は、シルビア乗りであれば一度くらいは聞いたことがあるだろう。なにせ、タイムアタックの聖地として知られる筑波サーキットでも、並み居る強豪ショップのデモカーを抑え、箱車のレコードタイムを保持し続けている。ベストタイムは50秒366。GTマシンやワークスデモカーすら凌ぐ速さなのである。

 

 

さらに、タイムアタックの世界選手権ともいえるWTAC(ワールドタイムアタックチャレンジ)に遠征し、2014年には表彰台の頂点まであと僅か100分の4秒に迫る世界2位を獲得。2015年〜2017年は3位入賞と、活躍を続けている。

 

そんな男を間近で見ていて、WEB OPTION編集部はふと考えた。「この男、もしかしてカーゲーでも速いんじゃないのか?」と。

 

実車で速い人はカーゲーでも速いという噂がある。もしかしたら、覚醒してプロのeスポーツ選手を超える走りを見せてくれるかもしれない。その謎を探るべく、この大会にエントリーしたというわけだ。

 

 

JeGTプレ大会は、全14チームが2グループに分かれて予選を行い、それぞれのグループ上位3チームが決勝ラウンドに進出(敗者復活戦もあり)するという流れだ。予選は10周のレース形式。コースは大会前日に発表され、WEB OPTIONチームのグループは“筑波サーキット“(運営様の厚意だろう…)! 各チームがエースドライバーを投入するなか、我々はもちろんアンダー鈴木で勝負に臨んだ。

 

車両はグループ3から選択自由で、WEB OPTIONは他チームと被らないように考えた結果「ランサーエボリューション Final Edition Gr.3」をチョイス。

 

 

基本、アンダー鈴木はゲーム嫌いで、グランツーリスモをプレイするのも今回がはじめて。が! フタを開けてみれば一度もクラッシュせずに周回を重ねているではないか…。しかも、59秒、58秒と徐々にタイムを縮めている。この男、もしかしてゲームも上手い!?

 

アッという間に練習走行時間が終わり、そのまま予選レースがスタート。レースはグリッドスタート式(順位は抽選)で、アンダー鈴木は3番手だ。

 

上位陣に喰らい付こうと奮起するアンダー鈴木だったが、やはり他チームは一枚も二枚も上手。55秒台でラップするアンダー鈴木に対し、トップチームは51〜52秒台で周回を重ねており、タイム差は歴然。アンダー鈴木は最終的には54秒9までタイムを更新したが、…それまでだった。

 

 

「本格的なシミュレーターはたまに練習で使うけど、それとは違うね。操作に慣れなくて苦労したよ。でも、1日あれば51〜52秒で走れるようになると思う!  しっかし、集中力は使うし疲れるね。それと他の選手の走りを見ていたけど、実車では絶対に走行不可能なラインを走ってた。ゲーム用の最速ラインって言うのかな。ああいうのは慣れなんだろうけど、オレには難しいな。でも面白かった。本気になっちゃいそうだよ」とコメント。

 

 

ともあれ、正直アンダー鈴木がここまでゲームで走れるとは思っていなかったし、グランツーリスモSPORTの特性を理解し、実車とゲームの感覚差を掴めばまだまだタイムアップするだろう。また、グランツーリスモSPORTがリアルドライビングシミュレーターとして非常に完成度が高いことも分かった。そうでなければ、ゲームが苦手のアンダー鈴木がここまで走れるわけはないのだから。2020年からスタートするJeGTシリーズ戦、アンダー鈴木も少しヤル気になっているのでゲームでも世界最速を目指してリベンジしていただこう!

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

 

今大会のリザルトは、1位「ODDEYE Gaming」、2位「RAYS e-RACING Team」、3位「NISSAN×TRUST Racing 1’s BD」。ODDEYEゲーミングは作戦も素晴らしく、とにかく宮園選手がうまかった! そのあたりのレース展開や各チームの駆け引きについては次の機会に!

 

イベント概要

イベント名:JeGT GRAND PRIX ZERO ROUND @KOBE

日時:2019年9月29日(日)10:00~18:00(大会)/10:00〜16:00(屋外イベント)
会場:神戸ファッションマート1階アトリウムプラザ(レース会場) および公開空地(屋外会場)

使用タイトル:PlayStation4用ソフトウェア「グランツーリスモSPORT」

 

【関連リンク】

JeGT

https://www.jegt.jp/