「オーナーの夢とチューナーの技術で蘇った現代版SA22C!」あの頃の熱い気持ちをもう一度・・・

公開日 : 2019/10/02 06:30 最終更新日 : 2021/11/15 19:30

13B-REW改TO4Sシングルターボをオートマで楽しむ!

 

夢中で走り回った日々、あの頃の興奮がふたたび

 

 

真夏の太陽の下、まるで新車のような輝きをみせているSA22C。RE雨宮のエアロをまとい、足元にはSSRのメッシュ。インテリアも、とっくの昔に廃盤となってしまったオレンジグラデーションのレカロが2脚すえられている。

 

 

見つめていると、まるで昭和の時代へタイムスリップしてしまったかのような錯覚に陥るこのマシンは、名門フジタエンジニアリングの手によって製作された1台。このマシンの物語は、オーナーが走行距離がわずか5500kmという程度バツグンのSA22Cと出会ってしまったことから始まった。

 

 

その昔、オーナーはグレードこそ違うものの、まったく同じ色のSA22Cに乗っていたのだという。そんな時代の思い出が、このマシンと出会った瞬間に蘇った。このチャンスを逃したらもう2度と手に入れることはできないと思い、急いで手に入れたのだという。

 

 

手に入れた当初は、あまりの程度の良さにオリジナルのままにしておいたほうが良いのではないかとも思ったそうだが、フジタエンジニアリング藤田代表と相談の上、当時の雰囲気を完全に再現しつつメカニズムはアップデイトするというチューニング計画がスタート。

 

 

具体的には、エンジンとオートマミッションはFD3S後期型から移植してタービンは定番のTO4S、制御系は最新のF-CON VプロVer.3.4を使うことに決定した。

 

 

細かいところにもかなり気が使われているが、その最たる例がメーター。メーターを交換してしまうとATの制御に不具合が発生してしまうので、FD3Sの純正メーターをバラしてSA22Cのメーターパネルに移植しているのだ。

 

 

しかし、ある意味でメカニズム系よりも苦労したのはエクステリア。ネットオークションでやっと手に入れたRE雨宮製のエアロはあまりに傷んでいて、修理というよりも再生と呼ぶべきレベルだったという。

 

様々な苦労を経て、いよいよ完成したSA22C。

 

 

ベテランにとっては懐かしく、若者にとっては新鮮に映る1台へと仕上がったのである。少々時間は掛かったが、理想通りの仕上がりに大満足というオーナー。これからもこのマシンをずっと大切にしていきたい、そう語っている姿がとても嬉しそうだったのが印象的だった。

 

●取材協力:フジタエンジニアリング TEL:072-258-1313

 

【関連リンク】

フジタエンジニアリング

http://www.fujita-eng.com