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「RX-8はECUチューンで激変する!」オグジュアリーポート制御まで絡めた至宝のセッティング

適正で的確なECU攻略によりRX-8の潜在能力を解き放つ

 

老舗オーバードライブの英知

 

 

街乗りとハードユースの両立を目指すユーザーに訴求するため、少ないリスクで速さに直結するパワー系チューンを提唱するオーバードライブ。その原動力となっているのが、『チューンナップCPUアドバンス(10万2900円)』として人気を博しているECUチューンだ。

 

 

例えば後期モデルの場合、オグジュアリーポートに設けられたAPV(オグジュアリーポートバルブ)が開放される高回転では、意図的に燃料を濃くして過剰にマージンを稼いでいる。そのため、特に後期モデルでは、この領域の燃調の見直しによる恩恵が大きい。また、燃調を中心に煮詰める高回転に対し、低回転のレスポンスは点火時期の調整で補い、ノッキングの発生を抑えながら、全域で軽快に回るエンジンへと生まれ変わらせている。

 

 

そして燃調、点火時期といった一般的なメニュー以外にも、RX-8ならではの変更点が凝縮されているのも見逃せない。その中でも代表の武地さんによると、最も大きな効果を得られるのがメインのスロットルマップとは別に存在する、エンジントルクを制御しているスロットルマップだという。ノーマルはAPVの切り替えと同時にトルク曲線が大きく下降していくが、このマップのスロットル開度を理想値に変更し、それに合わせた燃調と点火時期のセッティングを進めていくことで、トルクの落ち込みを大幅に解消できるそうだ。

 

なお、レブリミットに関しては「8500rpmを超えるとローターやエキセンの振れも大きくなり、発熱の上昇もエスカレートしてくるため許容回転数は8500rpmと考えています」と武地さん。

 

 

もちろん、各バルブの制御も有効で、APVは開放ポイントを引き下げることで、コースによってはパワーバンドを外さずに加速できるようになり、VDIは微調整でトップエンドの伸びに滑らかさを与えることが可能だ。

 

ちなみに、エンジン保護の観点から欠かせないのがメタリングオイルポンプのコントロール。ノーマルは主にアクセルオンで噴射するが、6000rpm以上の高負荷時にはアクセルオフでも噴くように設定し、ハードユース時の疲労蓄積を軽減している。

 

 

こうしてECUを煮詰めることにより、ノーマル(166.7ps/17.6kgm)に対し179.5ps/18.0kgmまで出力アップ。さらに、ノーマルECUでは7100rpmあたりでピークパワーを迎えてすぐに下降していくが、オーバードライブのチューンドデータではVDIの切り替わり後も8500rpmまで伸び感を持続しているのがパワーグラフからも確認できる。

 

 

ECU以外にもオーバードライブのRX-8用パーツは豊富だ。中でも人気なのが美しいロータリーサウンドを奏でるRS-specマフラーだ。高音域を官能的なサウンドに仕上げるためにグラスウールを使わず設計された逸品で、メインパイプは70φに設定。パワーとトルクの両立を狙っている。

 

 

後期型用のエアロパーツも用意。純正バンパーの下部に組み込むリップスポイラー(カーボン:6万円)は、精度や強度、さらにはダウンフォースや冷却性能にも拘った自信作だ。

 

 

エンジンルームのヒートエアを強制排出するクーリングボンネット(カーボン:10万8000円)もオーバードライブの製品。雨水の混入を防ぐカバーが内臓しているため、ストリートユースにも最適だ。

 

 

サスペンションもオリジナルの“蹴脚”を装備。別タンクモデルやレーシングモデルも存在する蹴脚シリーズだが、このデモカーに装着されていたのはスタンダードモデル。16万5900円という価格設定ながら、幅広いステージに対応するだけの実力を持っている。

 

 

ストリートで圧倒的なインパクトを獲得するため、ホイールはグラムライツ・57エクストリームの19インチをチョイス。サイドにマシンニングポケットを与えられたスポークデザインがメカニカルな雰囲気を演出する。

 

 

このようにツボを抑えたチューニングを実践できるのも、代表の武地さんが自らステアリングを握り、各地のサーキットを走り込んでいるからこそ。オーナー目線で開発されたアイテムに、魅力を感じるユーザーも多いはずだ。

 

●取材協力:オーバードライブ 大阪府八尾市太田新町7-216 TEL:072-920-6888

 

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