「73歳でも湾岸最速!?」生涯現役を誓うロータリーチューンの神様“雨宮勇美”という男【走り屋シニアの主張】

公開日 : 2019/07/25 06:30 最終更新日 : 2019/07/25 06:30

FD3Sでの高速スラローム勝負では今だに負けない!

 

雨宮勇美というリビングレジェンド

 

ロータリーチューニングの神様とまで言われるリビングレジェンド、RE雨宮の雨さん(雨宮勇美氏)。御年73歳にして、現役バリバリの走り屋だ。

 

16歳の時に集団就職で山梨より上京、その後、自分の力で稼ぎたくて江戸川区西葛西に『雨宮自動車』を設立、チューンドロータリー製作を本格的に開始する。雨宮チューンの幕開けである。

 

シャコタン仕様のファミリアロータリークーペと二十歳の雨さん。

 

必死に働いて稼ぎ、夜から朝方にかけて第三京浜や東名高速に走りにいく日々。自分で仕上げたチューンドロータリーを駆り、東名レースで圧倒的な強さを誇っていた雨さんの名声は、この頃から広まり出す。その相乗効果で板金屋も賑うようになった。

 

 

ちなみに、2018年に完成させたREシャンテは、東名レース時代に最強と呼ばれていた雨さんの愛車のオマージュだ。

 

 

1980年、江東区北砂に移転。その翌年に創刊まもないOPTION誌が取材に訪れ、RE雨宮の名はいよいよ全国区へと登りつめる。そして今に至る。

 

 

雨さんは定期的にロータリーチューンドにコンプリートマシンを製作しているが、それらは常に最先端のスタイリングと性能を誇り、世界中のチューニングファンを歓喜させてきた。誰よりも負けず嫌いで勝負好き。レースや競技にも挑戦を続け、スーパーGT選手権ではシリーズチャンピンも獲得したほどだ。

 

 

そして73歳になった現在、やる気の減退は全くなし。夜な夜なFD3Sで湾岸に繰り出し、日々ロータリーチューンドの構想を練りながら、毎日の現場作業もこなし続けている。

 

 

とはいえ、雨さんももう70代。せっかくの機会なので、巷で話題になっている高齢者ドライバーの免許返納問題について尋ねてみたところ「正直言って分からないよね〜。みんなMTのセブンに乗れば事故減るんじゃない? オレ自身で言うと、もうしばらく、80歳くらいまでは大丈夫なんじゃないのかな。でも、某所での高速スラローム勝負に勝てなくなったら考えなくちゃね。気持ちは生涯現役だけど!」と語ってくれた。

 

生涯現役。誰もがカンタンにクチにする言葉である。しかしその言葉が本当の意味で似合う人間は数少ない。雨さんはそんな数少ない中の一人だ。

 

●取材協力:RE雨宮 千葉県富里市七栄439-10 TEL:0476-90-0007

 

【関連リンク】

RE雨宮

http://www.re-amemiya.co.jp/