「シビックタイプRはイジらなきゃ損!?」排気系+ECUだけで実測361馬力を発揮する潜在能力の高さ!

公開日 : 2019/07/20 06:30 最終更新日 : 2019/07/20 06:30


ノーマルとは別次元の加速を披露する体感型ブーストアップ仕様

 

ジェイズレーシングのテスト車両をサーキットで試す!

 

関西屈指のホンダ車チューナー『ジェイズレーシング』のFK8は、オリジナルパーツの開発や耐久テストに使われているデモカー。ユーザー目線の範囲内で、効率よくチューニングの効果を体感でき、サーキットを走り込める仕様を目指して作られている。

 

 

まずエンジンから。純正タービンのポテンシャルはかなり高く、排気系+ECUチューニングによるブーストアップで最高出力361.9ps、最大トルク53.7kgmに到達。ノーマル比で約45ps、約11kgmという数値は、確実に体感できるレベルだ。

 

 

なお、ノーマルECUのブースト圧制御はオーバーシュートで1.5キロまで跳ね上がって、そこから0.8キロまで下がる設定。ECUのデータを書き換えることによって、オーバーシュート1.8キロ→1.5キロでブースト圧が安定するようにセッティングにしている。

 

 

インタークーラーは純正比で約1.5倍の容量を持つ試作品をインストール。まだテスト段階で、コアの容量や形状など効率の良いところを探っているところだ。

 

 

ブーストアップ仕様でもサーキットを周回できるよう、ラジエターの大容量化や開口部を大きくしたグリルを装着。走行風を効率よく大容量ラジエターに当ててクーリングしている。もちろん今回のサーキットアタック走行でも水温は問題なしだった。

 

 

サーキットでのテストを目的に、エキゾーストマフラーは車検非対応のもの(車検対応マフラーもラインアップ済み)を採用。サーキットスペックとはいえ、K20Cが奏でるレーシングサウンドは快感の一言。

 

 

一方の足回りは、ジェイズレーシングのブラックシリーズダンパーRR車高調(F10kg/mm R14kg/mm)を軸に構築。295サイズのアドバンA052が生み出す強烈なグリップを逃さず、タイヤが常に路面を捉えるような特性で仕上げられている。

 

 

さらに旋回性を高めるべく、フロントにはネガティブキャンバー角を増やすキャンバージョイントを装着し、調整式アッパーマウントとの相乗効果で約5度のネガキャン仕様となっている。ここまでキャンバーを付けてようやくセントラルサーキットではフロントタイヤが均一に減るようになるそうだ。

 

 

このチューンドにセントラルサーキットで試乗した井入宏之選手は「ピックアップのトルク感がノーマルとは全然違う。逆に言うとトップエンドはそんなに変わらないけど、アクセルを踏んだときにクルマが前に進もうとする回転数の幅が圧倒的に広い。足回りのセットアップも絶妙で、縁石に乗ってもうまく追従してくれる」と評価。

 

ジェイスレーシングのFK8チューニングはまだ本格化したばかり。新パーツも続々と開発中とのことだから、その動向には注目していきたい。

 

スペック

■エンジン:ジェイズレーシング・ハイパーECU、試作インタークーラー、T304エキゾーストシステム、ローテンプサーモスタット、MAXCOOLINGラジエター、強化クーラントホース ■ドライブトレイン:クスコ LSDタイプRS(1.5WAY) ■サスペンション:ジェイズレーシング ブラックシリーズダンパーRR、フロントキャンバージョイント、リヤコントロールアーム ■ブレーキ:制動屋 RM550ブレーキパッド ■ホイール:ボルクレーシングTE37SL(F10J+34)/CE28SL(R9.5J+40) ■タイヤ:アドバンA052(F295/35-18 R265/40-18) ■インテリア:レカロ RMSカーボン/サベルト 6点式シートベルト ■エクステリア:ジェイズレーシング フロントスポーツグリル、リヤウイング、フロントフェンダーワイド加工(30mm)/SEIBON フロントスポイラー、サイドステップ、ボンネット、リヤゲート

 

●取材協力:ジェイズレーシング 大阪府茨木市畑田町10-17 TEL:072-345-3500

 

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ジェイズレーシング

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