「原因はなに!?」無限がシビックタイプRチューンド“MUGEN RC20GT”の市販化中断を発表! | web option(ウェブ オプション)

「原因はなに!?」無限がシビックタイプRチューンド“MUGEN RC20GT”の市販化中断を発表!

いつも全力投球で“やりすぎ”の無限らしい結果だ!?

 

要求レベルが高すぎたことも原因か

 

 

無限が東京オートサロン2019で発表したシビックタイプRベースのチューンドモデル「MUGEN RC20GT Package Pre Production」。車名に添えられたプレ・プロダクションモデルというサブネームからも分かるように、市販化前提で進められた無限のプロジェクトだ。

 

 

開発チームは無限のレースチームを率いてきた安井氏をはじめ、本物のレースエンジニアたちが担当。個性的なエクステリアにはドライカーボンを大量に投入し、サスペンションにはZF製の2WAYダンパーを与えるなど、チューニングの内容を聞けば聞くほど“究極のFK8”を作り出そうという無限の熱意がヒシヒシと感じられるものだった。

 

 

しかし! 7月4日に無限から「MUGEN RC20GTパッケージ」の市販化を中止するというプレスリリースが発表されたのである。

 

なんでも、スーパーGT車両と同じ設備・製法を用いて製造する方向で開発を進めていたところ、当初の予定をはるかに超えるコストと量産性の低さが判明。現実的なパッケージとしての販売は不可能と判断したという。

 

 

無限は昔から「やりすぎ」なところがあって、同社から市販されているチューニングパーツにはどれも開発陣の恐ろしいまでの拘りと執念が込められている。取材すると本当に話が終わらないほどなのだ。だからこそ多くのエンドユーザーから愛される存在になっているわけだが、今回の市販化断念は、そうした無限の“やりすぎ”が悪い方向に出てしまった結果なのだろう。

 

コンプリートカーやチューニングパーツがコンセプト段階で消滅する話などよく聞く話だ。それをわざわざプレスリリースとして発表してしまう実直さを含めて、実に無限らしいニュースだと思った次第だ。