「芸術品のようなエンジンルームを持つインテグラGSR」B型エンジンへの拘りがヤバすぎる!

公開日 : 2019/07/01 06:30 最終更新日 : 2019/07/01 06:30


注目すべきはB型エンジンらしさを追及したエンジンメイク!

 

メッキやポリッシュを巧みに使いこなした超美麗エンジンルーム

 

アメリカとイギリスにしか設定のない4つ目の後期バンパーを装備するこのインテグラGSRは、カリフォルニアのチーム『Phaze2』に所属するマイキーが、2014年のWekFestに出展するために製作したショーカーだ。同じPhaze2のメンバーとして製作にも携わり、大阪でUSDMショップ『EXCEED』を構える下向さんが2015年に譲り受けて輸入。現在は、さらに新しいオーナーの元で大切にされている超有名マシンである。

 

 

エアロパーツは、EXCEEDとMode Parfumeのコラボのリップスポイラーを装備するのみでシンプルを徹底追及。特徴的なホイールは3ピースの『ロティフォームROC』で15インチ、フロントは8.5J-2、リヤが9J-5だ。

 

 

室内の助手席足元にある純正ECUは、HONDATAの追加基板『S300』が見えるようアクリル板でフタをしているのがオシャレ。右側のボックスはダイレクトイグニッション制御用のHONDATA『CPR』だ。

 

 

そして注目のエンジン。以前はターボ化されたゴールドのエンジンベイだったが、“B型エンジンらしさ”を追求する方向性でリメイクを敢行。ターボユニットを外すとともにボディ同色のミラノレッドで塗装し、さらにスッキリとしたエンジンルームには新たなアイデンティティとして4連独立スロットルが配備された。

 

 

なお、インストールされた多連スロットルはTWM社の52φITB(Indibidual Throttle Body)だ。当時すでに廃番となっていた貴重なアイテムだが、フューエルレギュレーターともどもメッキをかけてビジュアル面での主張を強めている。

 

 

エキマニは専門メーカーのPLM社製をセレクト。クロームメッキ加工が施されているが、4年を経た今でも割れたり剥がれたりしていないのだ。下向さん曰く「アメリカのメッキは強くて、コスト的にも日本とは比較にならないくらいリーズナブルなんです」とのこと。

 

 

エンジンマウントはハスポート製で、やはりクロームメッキを掛けている。流行しているK型エンジンスワップにも専用マウントをプロデュースするメーカーだ。

 

 

ミルスペックハーネスでお馴染みのRywire社製ダイレクトイグニッションキットを装着しているのも特徴的だ。点火システムの高性能化だけでなく、プラグコードが必要なくなることでワイヤータックをさらに促進させたのだ。

 

ちなみにヘッドカバーはLocash Racing製をメッキ加工したもの。なお、B18CはブロックがJDMのSiR用で、ヘッドはGSR用のまま、中身をタイプR仕様に変更している。オイルフィラーキャップやラジエターキャップは日本のシーカー製、VTECのソレノイドキャップはDOWN STAR製だ。

 

 

ツインファン仕様のサイドタンク式ラジエターもRywireの製品。コアサポート内に収める手法“タックドラジエター”により、エンジンルームをスッキリと見せる。ホースやフィッティングはシックなブラックをセレクト。

 

 

その他、スロットルワイヤーやクラッチライン、リザーバーへの配管などはハードラインに置き換えたり、ブレーキとクラッチのマスターシリンダーにはコンパクトなWilwood製を導入するなど、ひとつひとつのパーツに拘りながらエンジンルームメイキングを進めたのである。

 

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