「タイプRを超えたシビックハッチバック(FK7)に緊急試乗!」シビックのDNAを感じる走りに感動! | web option(ウェブ オプション)

「タイプRを超えたシビックハッチバック(FK7)に緊急試乗!」シビックのDNAを感じる走りに感動!

シビックらしさを全身で表現するFK7チューンド

 

ハッチバックは決してタイプRの廉価版などではない!

 

現行FK系シビックといえば、その代表選手は言うまでもなくタイプRのFK8。しかしメインステージを“ストリート〜峠”とした場合、タイプRはオーバースペックだ。そのパフォーマンスを味わえるワインディングなど、そうそうあるものではない。

 

 

そこで注目すべきがFK7型の5ドアハッチバック。タイプRの廉価版と誤解をしている人も多いが、その内容は全くの別物と言っていい。ツボを押さえたチューニングを施してやることで、内に秘められていたスポーツマシンとしての本性を発揮してくれる。

 

 

スプーンが開発を進めているFK7がまさにそれで、“タイプRを超えるハッチバック”というコンセプト通り、すでに筑波サーキットでのラップタイムはノーマルのタイプRを上回っているのだ。

 

 

そのためのポイントはまずパワー。1.5LターボのL15Cは、試作のハイフロータービンとインタークーラー、HONDATA(ECU)による制御で250psまでパワーアップ。

 

 

なお、アメリカ製のHONDATAはスマホとの連携でメーター表示やデータロガー機能も備える多機能っぷりだ。PC接続でユーザーによるセッティング変更も容易に行えたりもする。

 

 

エキゾースト環境も徹底チューン。特徴的なマフラーは、センターに2本並んだ127φの砲弾型サイレンサーがスパルタンなN1マフラーだ。上流部には60φフロントパイプもセットされ、高トルク&ハイレスポンスを追求している。

 

 

スポーツ走行での水温上昇傾向は、FK系シビック共通のウイークポイントでもある。そのため、デモカーは真っ先にラジエターの容量アップとサーモスタットを交換。どんなシチュエーションでも根を上げないクーリングパートを作っている。

 

 

250psのパワーをフルに路面へと伝えるのが、LSDとサスペンションだ。試作の車高調は、様々なステージでテストを繰り返しながらリリースに向けてセッティング中とのこと。ダンパーは4輪接地性を高めるためにリバウンドストロークを確保。現在前後14kg/mmのレートだ。そこにLSDを組み合わせて、引っグイグイとフロントが張って行くFFスポーツらしいセットアップが施されている。

 

 

ブレーキに関しては、ノーマル1320kgの車重に対してEK9シビック以下という容量のキャリパーなので強化は必須。街乗りメインならパッド交換だけでもなんとかなるが、攻めるスポーツ走行や峠をガンガンというならぜひともキャリパーキットを導入したいところだ。

 

 

ホイール&タイヤは、国産となって復刻したSW388(8.5J×18)ホイールにポテンザRE-71Rをセット。サーキット走行ではフロントに255サイズを履くが、峠なら前後とも235サイズがベストマッチ。ホイールナットもスプーンのオリジナル(刻印入り/クロモリ仕様)が与えられている。

 

 

そしてFK7に秘められたホンダDNAの解放に欠かせないのが、ボディの軽量化だ。デモカーにはカーボンボンネットに加え、アクリルウインドウ仕様のカーボンゲート、純正比マイナス5キロを実現したフルバケットシートなどを投入。これにより、トータル50kgのシェイプアップを実現した。

 

トータルチューンが施されたFK7のパフォーマンスは、完全にノーマルとは別次元。

 

 

実際に試乗したOPTION誌の加地編集長も「タービンがハイフロー化されたことで、回すとメリハリのあるパワー感が味わえてチューニングカーらしい。サスペンションはサーキットを見越しているので、硬めの味付け。遠慮しながらドライブするとクルマが応えてくれずギクシャクするけれど、逆にガンガン攻めると各部のシンクロ率が高まり、ドライビング欲求に応えてくれる。まさに、シビックのDNAが炸裂する楽しさだ」と高評価。

 

ホンダ車チューンの名門ならではのアプローチとメイキング、さすがである。

 

●取材協力:スプーン TEL:0120-122-095

 

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