「D1ライツ王者の石川隼也がD1グランプリシリーズに参戦!」RB26改2.8L+T88タービン仕様のER34スカイラインで上位を目指す!

公開日 : 2019/06/18 11:30 最終更新日 : 2019/06/18 12:22


D1ライツ王者の石川隼也がD1グランプリに参戦

旧仕様のマシンながらRB26+T88-34Dタービンで750psを発揮!

 

足まわりのセットアップを煮詰めてワンチャンに賭ける!

 

2019年の開幕まであとわずかに迫ったD1グランプリシリーズ。そこへ、2018年のD1ライツシリーズにてシリーズチャンピオンを獲得した石川隼也選手が参戦する。所属チームはnichiei racing GOODRIDEで、マシンは2015年に藤尾勉選手が乗っていたER34スカイラインを仕様変更して使うこととなる。

 

当時、藤尾選手はこのマシンを使ってシリーズ9位という戦績を残しているものの、それから4年もの月日が経過している。日進月歩で進化し続けている他チームのマシンを考えると、ぶっちゃけ性能面で不安がなくもない。そこんところどうなんだろう? と聞いてみた。

 

「いやいやいやいや、D1ライツに出ていたS14シルビアじゃあレギュレーションに合わせることもできないし、できたとしてもとても戦えるスペックにはできなかったと思うんです。トップで戦うマシンとくらべたらそりゃ戦闘力は落ちるかもしれないですけど、ぼくとしてはホントにありがたい話だったんですよ〜」と石川選手。

 

6月3日に実施されたテスト走行では足まわりのセットがちがいすぎて戸惑ったそうだけど、6月16日のテスト走行では「まだまだエンジンの特性とかシーケンシャルミッションにも慣れなきゃいけないんですけどね〜」とは言っていたものの、かなり良い方向にセッティングできたようだ。

 

現在29歳という石川選手は、D1グランプリシリーズ出場選手のなかでも数少ない20代のドライバーのひとり。6月29日(土)・30日(日)に茨城県の筑波サーキットで開催されるD1グランプリシリーズ第1戦&第2戦のTSUKUBA DRIFTでは、ぜひとも彼の動向に注目してほしいと思う。

 

D1ライツ王者の石川隼也がD1グランプリに参戦

 

エンジンはスカイラインGT-Rに搭載されているRB26DETTに乗せ替えられており、東名パワードのキットで2.8Lに排気量アップ。トラストのT88-34Dタービンを装着し、HKSのF-CON Vプロで制御し、推定750psを発揮する。ミッションは1500psまで対応しているというOS技研のOS-88シーケンシャルだ。

 

D1ライツ王者の石川隼也がD1グランプリに参戦

 

車高調はBOLD WORLD製で、アーム類はD-MAX製で揃え、ブレーキまわりはAPP製だ。ナックルは数少ない仕様変更パーツでゼグラス製となっている。

 

D1ライツ王者の石川隼也がD1グランプリに参戦

 

タイヤはD1ライツシリーズ時代から愛用しているGOODRIDEのスポーツRS。サイズはフロントが235/35-18で、リヤが285/35-18だ。フロントはホイールハウス内やボディなどどの干渉がなければ265/35-18を使う可能性もあるという。

 

D1ライツ王者の石川隼也がD1グランプリに参戦

 

2015年仕様からほぼ変更なしの室内。ドアなどはFRP素材に置き換えられているものの、ダッシュボードは純正をベースに加工したものが装着されている。シートポジションは石川選手に合わせて調整済みで、そのあたりにはすぐ慣れたとそうだ。

 

D1ライツ王者の石川隼也がD1グランプリに参戦

 

6月16日に実施されたテスト走行の時点では、外装パーツやカラーリングは施されていなかったが、完成状態は昨年のOSAKA DRIFTのGOODRIDEブースで展示されていたER34スカイラインのようになるという。ホイールRAYSのグラムライツ57CR、エアロはM8 AUTO TRADINGのGTチューンボディキットが装着される予定だ。

 

D1ライツ王者の石川隼也がD1グランプリに参戦

 

石川隼也(いしかわ じゅんや)選手は愛媛県出身の29歳。D1競技の入門カテゴリーであるD1地方戦シリーズからキャリアをスタートさせ、2013年にD1ライツシリーズの前身であるD1ストリートリーガルにステップアップ。2018年のD1ライツシリーズではつねにチャンピオン争いに絡んでおり、第3戦の備北大会にて優勝! 最終戦まで争いはもつれ込んだが、逃げ切ってシリーズチャンピオンを獲得した。

 

D1ライツ王者の石川隼也がD1グランプリに参戦

 

石川選手のチームメイトとなるnichiei racing GOODRIDEのもうひとりのドライバーは、2012年のD1ストリートリーガルシリーズでシリーズ2位を獲得し、翌2013年からD1グランプリシリーズに参戦している寺町邦彦選手だ。こちらはこちらでチーム体制が一新され、もともと台湾出身の馮仁稚(アーツー)選手が乗っていたS15シルビアを仕様変更。ロールケージが組み直されたり、クイックチェンジデフが導入されたり、マシンは大幅にポテンシャルアップしているという。

 

TEXT&PHOTO:Daisuke YAMAMOTO

 

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