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「RX-8の良さを最大限に活かす老舗のチューニングメニュー」RE雨宮流SE3P改造論!

RX-8の良さを底上げする定番メニュー+αのチューニング

 

RE雨宮が提案する至宝のチューニングプラン!

 

ロータリーエンジンを搭載する最後のモデル。それだけで、RX-8にはチューンドベースとしての魅力がある。しかもチューニングなしでレブリミットの9000rpmまでイッキに駆け上がるスムーズな回転フィールは、NAロータリーならではの特権だ。

 

さらにRX-8は、RX-7よりもエンジンを低く車両のセンター寄りに搭載。加えて足まわりのアーム長を長くするなど、旋回性能におけるパッケージングは、最強のコーナリングマシンと呼ばれるRX-7以上であり、実際、パワーをあまり必要としないミニサーキットでは、RX-7と変わらないタイムで周回できる。

 

 

なお、RX-8は2008年3月のマイナーチェンジを境に前期型/後期型と呼び分けるのが一般的だ。後期型へのマイナーチェンジによって、ボディ剛性や操縦安定性を向上、エンジンは潤滑系を全面変更しオイル消費量の抑制や冷却効率を改善。また、6速MTユニットはそれまでのアイシン製から自社製となり、耐久性がアップするなど様々な箇所がバージョンアップされているのだ。

 

ローターチューンの名門「RE雨宮」がそんなRX-8に提案するチューニングは、ベースの良さを伸ばすメニュー+αという比較的ライトな仕様。ここでは後期型を題材としているが、メニューは前期型も同じ。チューニングによる差もほとんどないという。

 

 

車高調やLSD、吸排気系に手を入れた上、プラスしてやっておきたいのが前後メンバーのムダな動きを抑えるカラーと、フロントロアアームのピロ化。メンバーのブッシュにおいては、車両生産時の組み立て効率を考えてか、ボルトの穴径が大きくガタが出る。それをカラーで抑えてやるわけだ。

 

 

また、右のフロントロアアームはEXマニのすぐ近くにあり、熱によってブッシュがたわみやすく、ステアリングフィールがフニャッとした感じになってしまう。その部分のみをピロに変更。4ドア・4シーターという街乗りでの実用性をスポイルさせることなく、必要な部分だけピロにすることで、攻めた走りも可能にするメニューである。

 

 

ちなみにRX-8のエキゾーストチューンでRE雨宮が推奨するのは、アルティメイトサイレントマフラーだ。メインサイレンサーはグラスウールなしの隔壁構造とし、内部のパンチング数を増やすことでストレート構造と同等の排気効率を実現した逸品だ。

 

 

さらに忘れてならないのがコンピュータチューニング。NAであるRX-8はコンピュータの現車セッティングによるフィーリングアップが非常に効果的なのだ。後期型は制御がより複雑化され、イジれるショップが限られている状況だが、RE雨宮ではオリジナルの『レドムmini』によってリミッターカット、燃調、点火時期、電子スロットルまで、自由にセッティングできる体制を整えている。

 

 

そしてもうひとつ、とくに走行距離や年式的に考え、前期型にオススメなのがエンジンのオーバーホール時のついでに行うサイドポート拡大加工だ。吸排気チューンとコンピュータセッティングを組み合わせることで、実測260psを達成できるのだ。カタログ値で250ps(後期型の6速MTは235ps)とうたっていても、実際には200psも出力して入ればラッキーというベースエンジンだけに、乗り比べてみれば圧倒的な速さの違うを体感できるはずだ。

 

●取材協力:RE雨宮 千葉県富里市七栄439-10 TEL:0476-90-0007

 

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RE雨宮

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