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「伝説のチューンドロータリーを手にした男の物語」RE雨宮デモカーに独自のエッセンスを注入!

東京オートサロン2009で発表されたRE雨宮「幻気7」の今

 

RE雨宮デモカーを購入して自分の理想を追求!

 

「RE雨宮のデザインが好きで、RE雨宮フルエアロのFD3Sに約12年間乗っていました。で、2009年に東京オートサロンのRE雨宮ブースでこのクルマ(幻気7)を見た時に、コレだ!って思ったんですよね」と語るのは、幻気の現オーナーNAOさん。

 

 

続けて「それからはRE雨宮に通って、なんとかフロントだけ幻気と同じ仕様にしてもらえませんか、と相談していたんです」。当初はデモカーを購入する予定ではなく、愛車のFD3Sを幻気と同じフロントマスクにしたい、という一心でRE雨宮へ通い詰めていたのだ。

 

 

そんな相談をしている最中、愛着のあるFD3Sが事故で全損してしまう。ただ、不幸中の幸いだったのは車両保険が降りたことと、情熱が雨さんに伝わったことだ。それまで頑なに「売るつもりはないんだよね」と言っていた幻気を譲ってもらえることになったのである。

 

偶然が重なり、さらに雨さんの温情が加わったことで、思い入れのあるフロントマスクをコンプリートカーという想定外の方法で手に入れたというわけだ。

 

 

改めて幻気というスーパーロータリーチューンドを紹介しておくと、エクステリアは雨宮が未来のロータリースポーツを想像して製作したワンオフスペシャルとなる。全幅は1976mmの超ワイド仕様だ。

 

 

エンジンは、サイドポート拡大加工が施された13B-REWでTD07-25Gタービンをセットした420ps仕様。3層のインタークーラーとラジエターはVマウント化され、冷却効率にも余裕があるメイキングとなっている。

 

 

エクステリアに負けじとインテリアもフルカスタム。特殊なブルーバックスキン塗装によって鮮やかに生まれ変わった室内空間には、オーディオをはじめとする快適装備が満載。機能パーツは、ステアリングコラム部に52φブースト計が、助手席エアバッグ位置にデフィリンクBFメーター(水温、油温、油圧)が、グローブボックス内にプロフェックe-01がそれぞれレイアウトされている。

 

 

「手に入れたときは濃いブルーにオールペンされていて、2009年に見た水色の幻気ではありませんでした。事故で失った1台目のFD3Sも水色にオールペンしていたこともあって、まずはあの時と同じイメージの水色に戻しつつ、アクセントにレッドパールを少し入れてオールペンしました」。

 

 

その後はホイールをフロント9.5Jから11Jに、リヤ10Jから12Jへとそれぞれワイド化。ボルクレーシングZE40のラインアップでもコンケイブが最も激しいフェイス4にして、1台目のFD3Sで目指していたフォルムを創造するためにカスタムを行なっている。

 

 

“買うだけで完結する”はずのコンプリートカーを手に入れたのに、これがFD3Sチューニングの新たなスタートと語るNAOさん。理想型のFD3Sを構築するために、その進化はまだまだ続いていく。