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「HKSの威信を賭けた世界戦略GT-R!」各地のコースレードを塗り替えた1200馬力モンスター!

セパンサーキットのチューニングカー最速記録をマーク!

 

華やかに世界を転戦するレーシングパフォーマー

 

HKSのワークスマシンであるGT-R『Racing Perfomer GT1000+』は、もともとは製品の開発車両として1000psを目指し開発が進められた。

 

 

そのパフォーマンスは常に製品にフィードバックされ続け、最終的には現在最高峰のチューニングメニューと言える『GT1000 Racing Spec』を生み出すまでに至った。

 

そして市販の1000psパッケージ(パーツ群)が製品化されると、直接製品開発につなげる開発の役割は一度完結。

 

 

その後、完全なタイムアタックを目的としたものに仕様を変更、HKSの威信を懸けたワークスマシンとしてその進化を加速。HKSプレミアムデーも開催されるホームコースの富士スピードウェイでは、他の追従を許さない走りを常に見せつけてきたのは印象的だ。

 

 

マシンスペックはチューンドR35の究極系とも言える仕上がりを誇る。VR38DETTは、HKSのキャパシティグレードアップキットによってボアを広げずに4.1L化。GT1000フルターボキットの改良型タービンをセットして、1200psオーバーを出力している。

 

 

エンジンマネージメントは、同社のF-CON Vプロ4.0が担当。可変バルタイや電子制御スロットルまで掌握する。

 

 

サーキットスペックのため、燃料タンクは純正を廃して小型の安全タンクをトランクルームに配置。燃料ポンプの近くには燃圧計がセットされていることを見ても分かるように、燃料関連の管理は重油項目。圧送は、ボッシュの強化ポンプを3機使って行われているほどだ。

 

 

排気系はワンオフのスペシャルエキゾーストが与えられる。完全なストレートでサーキット走行に特化したチタンのスペシャル品だ。左右バンクから送られた排気は、フロア下で1本にまとめられリヤディフュザー上方から排出される。

 

 

サスペンションはHKSハイパーマックスIVのR35FUJI SPEC。サーキットアタッカーのためタイヤはアドバンのスリックA005(290/710-20)を使用している。

 

 

足元を飾る美しい5スポークのホイールはアドバンレーシングGTの11J(+5)だ。

 

 

エアロチューンも徹底。フロントアンダーボードは、WTACの開催されるシドニーモータースポーツパークでは大きく張り出したものを使用していたが、ホームコースとする富士スピードウェイの場合はストレートが長いため、空気抵抗の少ないタイプに変更する。

 

 

後方いっぱいにステーを伸ばし装着されているウイングはベンソープラ製の逸品。コーナリング重視のサーキットでこそ真価を発揮するハイダウンフォースタイプのウイングだ。

 

 

室内を見ればわかるように、軽量化にはかなり力を注いできたが、それでも車重は1500kg近くあるとの情報。R35GT-Rの軽量化は一筋縄ではいかないものだ。

 

 

2014年には、海を越え世界のタイムアタッカーが聖地としているシドニーモータースポーツパークへと遠征。そこで開催されたWTAC(ワールドタイムアタックチャレンジ)のR35GT-Rクラスでは圧倒的な存在感で優勝を飾っている。

 

 

そして2015年、以前はスーパーGTも開催されていたマレーシアのセパンへ遠征。現地で開催されたタイムアタックイベントで、チューニングカーのコースレコードを大幅に打ち破る2分7秒台を記録したという。

 

その名に恥じない活躍は、さすが日本を代表するパーツメーカーのワークスマシンといったところだ。

 

●取材協力:エッチ・ケー・エス TEL:0429-23-1235

 

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