これぞCL7アコード「タイプR」! 2.4Lハイレスポンスエンジンを搭載するサーキット仕様!

公開日 : 2019/05/06 11:30 最終更新日 : 2019/05/06 11:30

2.4Lフルメカチューンユニットを搭載するサーキットスペック

 

これぞまさにアコード「タイプR」!

 

タイプRと言えば、ホンダスポーツモデルのトップレンジにのみ与えられる称号。しかし、アコードはCL1、CL7と2代に渡り、ハイパワーエンジンを搭載したホットバージョンが設定されながらも呼称はユーロRに留められ、ついにタイプRの称号が与えられることはなかった。

 

「性格がマイルド過ぎる」「キャラクターに合わない」…など、その理由については諸説あるが、このCL7はそんなネーミングへの固執など「どうでも良い」と切って捨てるほどの卓越したポテンシャルを持っている1台だ。

 

 

製作を担当したのは、ホンダ車専門のチューニングショップとして30年以上の歴史を誇る福岡のM&Mホンダ。まず何と言っても目を引くのは、ワイドフェンダーが採用されたグラマラスなボディ。各部のデカールやGTウイングなどのためにレーシーな雰囲気が強いが、同社の真島氏が意識したのはBMWのMやメルセデスのAMGブラックシリーズといった、欧州のメーカー直系チューニングブランドである。

 

 

「日本ではオーバーフェンダー=レーシングカーというイメージがあるかも知れないけど、ヨーロッパでの“それ”は高性能グレードの証とされています。だから、このクルマのフェンダーも荒削りな造形は避けて、アーチとボディをキレイに一体化させることを重視しました」とは真島氏。

 

 

もちろん、そうした視覚的なインパクトはあくまで副産物的なもので、本来の目的は10.5JというGT-Rサイズのホイールを収めることによる、ワイドトレッド化やトラクション性能の向上に置かれていることは言うまでもない。

 

 

パワーユニットはM&Mフルコンプリートの2.4L仕様。腰下にはCL9のK24Aブロックを流用し、ここにCL7用K20AベースのM&Mスペシャルヘッドが組み合わされる。そして、吸気系の核となるのが同社のお家芸とも言える4連スロットルだ。そして、精密に組み上げられたK20A改2.4Lエンジンは、ハルテックECUによる綿密な制御によりバイクのようなハイレスポンス型の特性へと作り上げられる。

 

 

オーナーは、筑波、鈴鹿など、定期的に遠征タイムアタックに出向く行動派。このマシンは2005年に新車で購入以来、長い時間をかけてここまで育て上げてきた。

 

快適性を持ち合わせる…、そんな文言は要らない。4連スロットルのレスポンス、ストロークアップにより増強されたトルク感。その刺激はタイプRを凌駕するものだ。かつて全日本ツーリングカー選手権で見せたアコードの強さが、CL7をベースに再現されたかのようなインパクトを優美な姿態とともに見せつける。

 

スペック

エンジン:K24Aブロック&クランク/戸田レーシング ハイコンプ鍛造ピストン、コンロッド、VTECキラー、バランサーシャフトキラー、4連スロットル/コスワース 強化メタル/M&M スペシャルヘッド、ハイカム(IN300 EX295)、フルチタンマフラー、フロントサブフレームリジットマウント、ステアリングギヤボックスリジットマウント/ハルテックECU/5.4ファイナルギア/クロスミッション(DC5用4〜6速)

サスペンション:M&Mオーリンズ車高調(F26kg R20kg)、ピロフロントロワアーム、ロールセンターアジャスター、フロントアッパーアーム、リヤアッパーアーム/スプーン リヤリジットカラー/ATS 1.5wayメタルLSD/apレーシング 6POTキャリパー+M&Mビッグローターキット(F355mm R313mm)

エクステリア:スプーン フロントバンパー/無限 サイドステップ/M&M オリジナルオーバーフェンダー、カーボンボンネット、トランク、カーボンGTウイング、エアロダイナミクスフラットボトム/アクリル製リヤドア&リヤウインドウ/NSX用ロングビーチブルーパール全塗装

インテリア:レカロ TS-G、RS-G/MOMO ステアリング/TAKATA 4点ハーネス/無限 シフトノブ/無限 3連サブメーター/リヤシートレス/M&M トランクルームガセットプレート

ホイール&タイヤ:ボルクレーシングTE37SL(FR10.5J+22)/アドバンA050(FR265/35-18 Mコンパウンド)