「Z32に水平開閉式の電動ガルウイングを搭載!?」3年の月日を費やして製作された超絶ホットマシン! | web option(ウェブ オプション)

「Z32に水平開閉式の電動ガルウイングを搭載!?」3年の月日を費やして製作された超絶ホットマシン!

電動ガル&迫力ワイドボディで唯一無二の和製スーパーカーを製作

 

拘りのベース車選択から妥協ないリメイクを経て完成!

 

歴代モデルが一様にスタイリングとスポーツ性能をあわせ持ち、世界中の走り屋を虜にしたフェアレディZ。なかでも平成元年に4代目として登場したZ32は、その外観はもちろん、国内ではじめて最高出力280psを記録するなど『スーパースポーツ』を強く意識したモデルと言える。

 

 

そんなZ32をベースに、スーパーカーの代名詞であるガルウイング化を施し、まさに和製スーパーカーとも言えるみごとなルックスを実現しているのがこのマシンだ。

 

幼い頃からスーパーカーの魅力に取り憑かれ、なかでもその象徴とも言えるガルウイングに強い憧れを持ち続けていたというオーナー。その長年の夢をZ32で現実したというわけだ。

 

 

特徴的なのはガルウイングのアクションだ。「スタリオンとかエクリプスとかって実は90度まで開かないんですよ。それから窓が開かないガルも多いんです」とオーナーに言われて気付くのが、本来クーペボディのはずのZ32に窓枠があること。そう、ちゃんとパワーウインドウが開くように、窓枠がピラーにかぶさる形で新設されているのだ。

 

 

また、ドアが90度に開くように設計された開閉システムは、数度のリメイクを経て完成した。当初は純正ドアを加工して製作したもののルーフの強度が足りなかったため、軽いFRP素材でドアをイチから作り直すなど、苦戦の末に完成したそうだ。コントロールユニットはリヤハッチの中に収められている。

 

 

ドア開閉を行うための油圧ポンプがリヤの視界を完全に遮ってしまうため、モニター内蔵ミラーとリヤビューカメラを設置。まるでGTマシンのようだ。内装も、古臭さを払拭するためブラックを基調にフルで張り替えられている。

 

 

さらに、Z32は純正だとリヤのボリュームが足りないと感じたことから、バランスを考えてフロント片側25mm、リヤ片側100mmとリヤを大幅にワイド化。本来はプレスラインのある位置から開くように作り直されたドアなど細かな工夫の積み重ねにより、全体的に均整のとれたワイドボディスタイルを実現している。リヤもコンセプトに合わせてフェラーリ(マラネロ)を意識した作り込みが施されている。

 

念願のガルウイング、迫力のワイドボディ、内装張り替えなどは全てワンオフで行い、完成までには約2年の歳月が掛かったそうだ。その結果、完成した世界に1台のこのマシンは、公認車検も難なく取得し、以降は“お出かけ用”として活躍中とのこと。