「全身ドライカーボン化で車重1160キロを実現!」JZZ30ソアラで筑波53秒台を叩き出すモンスターチューンド!

公開日 : 2019/04/27 11:20 最終更新日 : 2019/04/27 11:20

1000馬力と1100台の軽量ボディを武器に筑波52秒台を目指す!

 

ドライカーボンを多用して1160kgまでシェイプアップ!

 

タイムアタックマシンとしては重量級ボディがビハインドとも思われがちなJZZ30ソアラ。しかし、オーナーにしてドライバーの坂東さんはこの車種に拘り続け、ドライカーボンパーツを徹底的に取り入れるなどの軽量化によって車重を1160kgにまでシェイプ。

 

 

現在はルーフやリアクォーターを含め、ボディパネルはほぼ全てドライカーボン化が完了し、ヘッドライトやテールランプにもドライカーボンパネルを利用している。

 

 

このボディに合わせるエンジンは、ポート形状の優れたNAヘッドを組み合わせた2JZ-GTEだ。ノーマルクランクにキャリロのコンロッド、HKSの87φピストンなどを組み合わせ、高回転での負荷が少ない3.1L仕様を製作。フリクションを減らすため電動ウォーターポンプも採用、フライバイワイヤの電子スロットルを使いモーテックM800による各種制御にも対応する。

 

 

そこにギャレットGTX4202Rタービンをセットし、最高出力は約1000psに到達している。

 

 

ミッションはオーストラリア製の最新モデル「アルビンス」のシーケンシャルを装着。現在はIパターンのフロアシフトで使用しているが、今後はパドルシフト化によって操作系をリニューアルする予定とのこと。

 

 

一方の足回りは、スピリットの車高調を軸に構築。アーム類は当然フルピロの調整式でアライメントを最適化している。タイムアップに車両のバランスをアジャストすべく、今後も少しずつ変化していくパートになるだろう。

 

 

コクピットも戦闘的だ。モーテックM800の使用に合わせて、ディスプレイもモーテックC185を採用。ロガー機能を搭載し、情報の一括表示によって操作性を高めている。また、ダッシュボードなどもドライカーボンで構築して重量軽減も徹底している。助手席側に見えるタンクはドライサンプ用のオイルタンクだ。

 

 

また、軽量かつハイパワーを実現するだけでなく、エンジンはドライサンプ化によって重心位置を下げ、ハイダウンフォース仕様のエアロとのコンビネーションでコーナーリングスピードに磨きをかけているのもこのマシンの特徴だ。

 

 

2019シーズンは見事に自己ベスト更新の53秒680をマーク。この勢いで、当面の目標である52秒台を目指すとともに、長年目指してきたWTAC(ワールドタイムアタックチャレンジ)への遠征計画も現実味を帯びてきている。

 

スペック

■エンジン:2JZ-GTE(最大ブースト圧1.8キロ) NAヘッド換装/HKS ピストン/ギャレット GTX4202Rタービン/3層インタークーラー/ハイパーチューン サージタンク/ケルフォード カムシャフト/キャリロ H断面コンロッド/モーテック M800/DRLラジエター/セトラブ オイルクーラー ■燃料:スノコ GTプラス ■ドライブトレイン:アルビンス ST6シーケンシャルミッション/チルトン カーボンクラッチ/OS技研LSD ■フットワーク:スピリット車高調(F32kg/mm R34kg/mm)/ブレンボキャリパー(F)/レクサス純正キャリパー(R)/アドバンA050(295/35-18) ■エクステリア:サイトハウンド ドライカーボンエアロ