最強SUVを目指してSG9フォレスターにアルシオーネの水平対向6気筒エンジンをツインターボ化して搭載!? | web option(ウェブ オプション)

最強SUVを目指してSG9フォレスターにアルシオーネの水平対向6気筒エンジンをツインターボ化して搭載!?

最強のボクサーユニットを搭載したチューンドSUV!

 

水平対向6気筒をツインターボ化で600馬力オーバー!

 

フォレスターといえば、スバルのラインナップの中では車格的にはインプレッサとレガシィの間に位置するSUV系ワゴン。

 

 

スバル車チューンを得意とする「近藤エンジニアリング」が製作してきた車両は、そんなフォレスターにアルシオーネSVXの3.3Lユニットをツインターボ化して換装するという超絶モンスターマシン。また、ミッションは純正6MTをあえて降ろし、BH5レガシィのATを搭載した快速ストリートツアラーに仕上がっているのだ。

 

 

さて、ベースとなっているのは、2.5Lターボエンジンや6速MTを搭載し“超ホットモデル”として設定されていたSG9型STIバージョン。

 

しかし、車両重量が重く電子制御スロットルがレスポンスを鈍らせていることもあり「スペックほどの加速が楽しめない」と感じたオーナーが近藤エンジニアリングにチューニングを依頼。同時に快適なカーライフを送るため、MTからATへの換装もオーダーしたというわけ。

 

 

ちなみに、このスペックに辿り着く前に、実はノーマル2.5Lエンジンでのブーストアップも試している。たしかに上まで回せばそこそこは速いが「もっと強烈なインパクトとスパイスが欲しい」という結論に達し、思いついたのが3.3Lツインターボだった。

 

また、近藤エンジニアリングによると、3.3L水平対向6気筒のEG33はスバルの歴代市販ユニットで最大の排気量を誇るだけでなく、チューニングベースとしてのポテンシャルも高いエンジンでもあるというしかも、レガシィに採用されていたEJ22とボア×ストロークが共通であることから、純正&アフターパーツが色々と使える。実際にこのEG33にも限定車の22B純正ピストンやJUNのI断面コンロッドなどを組み込み、十分な耐久性を確保している。

 

 

なお、タービンはトラストのTD05-18G(6cm2)をチョイス。“パワフルかつマイルドに扱えるウエストゲート式タービン”という条件でのセレクトで、3.3LのEG33と組み合わせることによって、フォレスターのチューニング、いやいやスバルの水平対向エンジンでは未知の領域となるハイパワー&ビッグトルクを低い回転域から発生させるわけだ。ピークパワーは推定600psオーバーとのことだ。制御はトラストのeマネージアルティメイトを使う。

 

 

その他のパートもキッチリと作り込まれている。エキマニはツインターボに合わせて左右対称の等長スペシャルをセット。十分なトルクを稼ぐため、やや長めのパイプレイアウトを採用している。まずはインタークーラーやタービンの位置を決めてから、左右が対称になるように慎重に設計していったそうだ。

 

 

エキゾーストシステムももちろんオールワンオフだ。ただし、フルデュアルではなく音質と音量をバランスさせるためフロントパイプで一度集合させているのがポイント。また、フロントパイプの左右のパイプにはサードのスポーツ触媒を搭載し、合法性ももたせている。

 

 

クーリング系チューンもハンパではない。インタークーラーはバンパー内にピッタリ収まるサイズを探した結果、JZS161アリスト純正を流用。タンクを加工して両サイドに1基ずつ装着する。センターに配置されているのはARCのコアを使ってワンオフされたラジエター。オイルクーラーはブリッツ13段、ATFクーラーはサーモスタットを備えたFD3S純正オイルクーラーを転用、エアコンのコンデンサーはコンパクトなKカー用だ。

 

全方位スキのないチューニングが施されたスーパーフォレスター。その気になれば、フェラーリやランボルギーニもブチ抜けるSUVってかっこよすぎる!

 

●取材協力:近藤エンジニアリング 大阪府和泉市上代町147-1 TEL:0725-24-0516

 

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