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「Rを超えろ!」オーバー500馬力ターゲットのターボキットでFRスカイライン(R33〜34)は大化けする!

RB25DETで500馬力オーバーを狙えるTE06H-24Vターボキットの魔力

 

エキマニ&ウエストゲート付きで約40万円のロープライス設定

 

FRスカイラインに搭載されるRB25DETに拘り、デモカーでも多くの仕様変更によるデータ取りを続けてきたコクピット館林。そんな同社が、RB25DET搭載車両でサーキットやドリフトをガンガン楽しみたいというユーザーに向けて開発したパフォーマンスアップパーツが“TE06タービンキット”だ。もう10年近く前(2010年)にデビューしたキットだが、いまだに売れ続けているというロングセラーヒットパーツ、その魅力に改めて迫ってみようと思う。

 

 

このタービンキットの魅力は、エキマニ&ウエストゲート付きで41万8000円というロープライスを実現したことだろう。なにせこの価格は、コクピット館林がかつて販売していたアクチュエーター式ポン付けタービンT450SPLにオリジナルエキマニをプラスした値段とほとんど変わらない設定だったりする。

 

「スカイラインオーナーに、もっと気軽にハイパワーを楽しんでもらおうと思って頑張りました。かなりギリギリの価格設定でしたが、それでRB25チューンが盛り上がれば良いと思ってます」とはコクピット館林の亀田さん。

 

 

もちろん性能面にも拘っていて、軸となるタービンにはシャーシダイナモや実走テストを重ねた結果、最もマッチングの良かった三菱製のメタルタービンTE06-24V(右)をチョイス。

 

 

このタービンは、TD06-25GやGT3037と同等クラスとなる500psオーバー対応の風量を誇りつつ、中間域からのレスポンスの良さも兼ね備えたメタルタービンだ。ポーテットシュラウドの採用により中間域でのサージングを解消しているのもポイントで、パワーの立ち上がりは抜群に良い。ちなみにエキゾーストサイズは10cm2を採用している。

 

 

なお、キットには専用のステンエキマニや60Φバルブを採用した大容量ウエストゲート、アウトレットパイプなども同梱され、まさに妥協なく作り込んでいる。

 

 

気になるターゲットパワーは最大ブースト圧1.3キロ時に500psオーバーという実力。実際にコクピット館林でシャシダイテストを行ったが、そのポテンシャルの高さには驚かされた。

 

 

計測に使用したER34は、大容量サージタンクやカムシャフトなどで武装したRB25仕様。これにタービンだけを付け替えて(T450SPLとTE06-24V)ダイナパックでパワー計測したところ、T450SPL仕様が443ps/52.4kgm(青線)だったのに対し、TE06-24V仕様では523ps/58.3kgm(赤線)と、約80psもの差が出た。

 

 

タービのインターセプトはT450が3500rpmなのに対してTE06-24Vは4300rpmと、わずかに高回転型へと移行しているが、ブーストレスポンスに優れるTE06-24Vは体感的に高回転型とは感じさせない特性だ。

 

RB25DETは、腰下ノーマルのままでも600psまで対応できる強度を保持している。もちろん、最大ブースト圧を上げるためにヘッドガスケットはメタル製に交換する必要があるとはいえ、エンジン自体のポテンシャルは非常に高いのだ。加えて純正ミッションも想像以上に高強度設計のため、600psターゲットならば強化する必要はない。

 

 

第二世代GT-Rの影に隠れて表舞台になかなか出てこないイメージのあるR33〜R34型FRスカイラインだが、チューニングベースとして考えれば非常に優れた資質を持っているのである。

 

●取材協力:コクピット館林 TEL:0276-73-5451

 

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コクピット館林

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