「第二世代GT-Rはやっぱり凄かった!」最高速300キロを証明した600馬力のGT-R(BCNR33)!

公開日 : 2019/04/04 11:30 最終更新日 : 2019/04/04 11:30


RB26改2.8LにVカム+TO4Zタービンを組み合わせて303.20キロを記録

 

通勤からゼロヨンまで楽しめるオールラウンド仕様!

 

第二世代GT-R、そしてRB26DETTの黎明期から、意欲的にチューニングに取り組んできたガレージザウルス。あれから四半世紀以上の年月が流れ、RB26のチューニングやそのバリエーションはすでに熟成の域に達しているといっても良いだろう。

 

そんなRB26チューンの、およそほとんどのバリエーションの製作実績を持つザウルスが「本気で楽しめるRB26チューニングエンジン」のスタンダードと位置付けているのがこの仕様だ。

 

 

腰下にはHKSの2.8LキットSTEP0を組み、ヘッドまわりはポート加工等を実施した上で可変バルタイシステムのVカムSTEP2を投入。そこにウエストゲート式のTO4Zタービンをセットし、ブースト圧1.5キロ時に650psというスペックだ。

 

 

そのコンセプトは「普段のアシに使えて、ドラッグレースも楽しめる。そして気難しさがなく乗りやすい」というもの。さらに言うならば、全開加速時に発せられるウエストゲートサウンドによって“チューニングカーに乗っている”という醍醐味も味わえる。

 

 

「以前このクルマはGT2530ツインという仕様で、2速~3速の加速性能に優れるパワー特性でした。対してこのTO4Zタービン仕様では、3速~4速の加速が楽しめるといったイメージです。かといってドッカンターボではなく、どこでも600psが楽しめる乗りやすい仕様で製作しています。大きな違いはといえば、アクチュエーター式ではなくウエストゲート式のタービンというところですかね。やっぱりゲート音って、チューニングカーらしくてカッコイイじゃないですか!」と林代表。

 

 

セッティング技術の向上もあって、現在ではツインターボ仕様での低・中回転域レスポンスと遜色のないレベルまで近づけられるシングルターボ仕様。ひと昔前は“ビッグシングル”という位置づけだったTO4Zタービンも、ザウルスにとっては、もはやスタンダードサイズのタービンとなっている。

 

 

一方の足回りは、ストリートでの使い勝手を考慮してザウルスREX車高調のアッパー部分に、車高を瞬間的に上げ下げできるロベルタカップを装備。普段の街乗りからスポーツ走行まで、手を煩わせることなく車高を上下できるメリットは大きい。

 

 

インテリアおよびエクステリアはシンプルなメイキングだ。インテリアはEVCや空燃比計、水温やインジェクター開弁率などを表示できるコンパクトモニター等を装備する程度にとどめ、エクステリアもフロントリップとドラッグスポイラーが装着されている以外はノーマル。敢えてシンプルに仕上げてあるところも大人のチューニングカーに相応しい。

 

 

そんなマシンで挑んだ高速周回路での最高速アタック。普段の街乗りや通勤に使っているストリートカーで見事303.20キロをマーク! ザウルスの技術力を見せつけた1台といって良いだろう。

 

スペック

■エンジン:RB26DETT改2.8L仕様(設定ブースト圧:1.5キロ 650ps/6300rpm 60kgm/4700rpm) HKS TO4Zタービン、2.8LキットSTEP0改、VカムSTEP2、F-CON Vプロ、フロントパイプ、3層インタークーラー/トラスト16段オイルクーラー/ザウルス 90φステンレスマフラー

■ドライブトレイン:ザウルス クロスミッション/ORC トリプルプレートクラッチ/ATSカーボンLSD

■サスペンション:ザウルス REX車高調整式サスペンション/ロベルタカップ

■ブレーキ:ブレンボ F50キャリパー(F)

■ホイール:アドバンレーシングRS-D(10J×19)

■タイヤ:アドバンネオバAD08R(275/30-19)

■エクステリア:ザウルス ドラッグスポイラー

 

●取材協力:ガレージザウルス 埼玉県狭山市入間川4-8-16 TEL:042-968-9212

 

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