「ER34スカイラインにGT-R以上の戦闘力を」RB25DETベースの520ps快速サーキット仕様!

公開日 : 2019/04/02 14:20 最終更新日 : 2019/04/02 14:20


力強い低速トルクが魅力の2.65Lサーキット仕様!

 

街乗りでも使いやすいトルクをRB26純正クランクで実現!

 

富士スピードウェイをメインコースとするオーナーのために、日産車チューンの老舗「テスタロッサ」が耐久性を重視してセットアップしたのがこのER34スカイラインだ。TD06-25Gタービンを組み込んでブースト1.3キロ時に520psを発生するが、パワーだけでなく、乗りやすさにもこだわったチューニングが施されている。

 

 

ポイントはRB25DETの腰下に、RB26DETTの純正クランクと1mmオーバーサイズの強化ピストンを使って2627ccへとスープアップされていること。

 

 

低中速トルクを稼ぎたい場合に排気量アップは有効だが、アフターの排気量アップキットを組むとなるとコストが大きくなってしまう。そこで出番となるのが、RB26DETT純正クランク。組み込みにはコンロッド小端部1mm偏心加工+ガスケットによる調整が必要となるが、最小限の加工で装着でき、それでいて低回転域のトルク不足を解消するには十分な効果を発揮する。

 

 

重要なマネージメントにはF-CON Vプロを使用。燃調のバラツキを気筒ごとに補正できる“ポート別補正機能”などを使うことで、スロットルやサージタンクの性能をフルに引き出すことが可能だ。

 

 

補機パートのチューニングも万全だ。インタークーラーはトラストの大容量タイプが装備され、サージタンクも中間トルクやレスポンス向上に効果的なトラスト製を導入。このサージタンクはタンク容積が純正比約1.7倍の3600cm2で、タービン交換を前提とした形状となっている。スロットルは定番のインフィニティ用90φを使用する。

 

 

排気パートはトラストのパワーエクストリームTi-Rを装着。曲がりの少ないサーキットスペックで、迫力のある重低音サウンドが楽しめるアイテムだ。ちなみにメインパイプ径は80φ、テールエンド径は115φとなっている。さらにストリートでの使い勝手も考慮して、マフラーの音量を室内から調整できるアペックスのECVも組み込んでいる。

 

 

その他、室内には剛性アップと安全性を確保するためにロールバーを装着したり、ブレーキも徹底強化(フロントにF40ブレンボ、リヤにBNR34純正ブレンボを移植)するなど、サーキットスペックとしての純度を高めている。

 

 

エンジンに関して言えば、資金に余裕があればRB26DETTへ換装するといった大技もアリだが、なかなかそういうわけにはいかないのが現実。リーズナブルに扱いやすい500psを手に入れるには、打って付けのメニューと言っていいだろう。

 

スペック

RB25DET改2.65L仕様(520ps/55kgm) トラスト TD06-25Gタービン(最大ブースト圧1.3キロ)/オリジナル1mmオーバーサイズピストン/RB26DETT純正クランク/ハイカム(IN&EX:260度)/HKS F-CON Vプロ、660ccインジェクター×6/ニスモ フューエルポンプ/トラスト サージタンク、インタークーラー、マフラー/インフィニティQ45スロットル/ATS カーボンクラッチ/OS技研 5速クロスミッション/F40キャリパー(F)/BNR34ブレンボキャリパー(R) 他

 

●取材協力:テスタロッサ 静岡県沼津市松長1065 TEL:0559-67-5111

 

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テスタロッサ

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