ホンダ車ひとすじ37年の超老舗がシビックタイプR(FK8)チューンを本格化! 「R」の称号にふさわしいシャープ感を演出する極意に迫る!

純正の「マイルド感」を払拭してタイプRらしい「シャープ感」を注入!

 

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ホンダ車ひとすじ37年の超老舗として知られるM&M。パフォーマンス面に特化したチューナーというイメージが強い名門だが、当然ながら最新のタイプR、FK8シビックも開発車両として導入済みで、すでにECUをはじめ各部のモディファイ計画が着々と進められている。

 

 

「派手なエクステリアや2.0Lターボながら320psを発揮するハイスペックエンジンを搭載してというスペックを見るとカリカリの性格が連想されるけど、実際に乗ってみると結構マイルドなクルマだというのが正直な感想です。約1.4トンという車重の影響もあるかも知れないけど、もう少し全体的にトガらせたい」と語るのは、M&M真島さん。

 

 

そこでファーストステップとして行われたのは、HONDATAのフラッシュプロによるファインチューニング。タービンやインジェクターはノーマルながら、現状で約30psアップを達成している。なお、エンジンルームに確認できるインテークシステムはM&Mが販売代理店を務める英国イヴェンチュリ社の製品だ。

 

 

さらにFK8用オリジナルパーツの第1弾として「スーパーチタニュームエキゾースト」と名付けられたチタンマフラーも製作。サブサイレンサーの有無、メインサイレンサーの表面加工の違いなどにより4つのタイプが用意されている。優れた排気効率はターボ車にとって欠かせない要素であるのはもちろん、軽量化という点においても選択する価値はある(写真はタイプ02Bモデル/53万7840円)。

 

 

ちなみにデモカーに装着されたホイールは、現行NSX用レッドに塗装されたボルクレーシングTE037-6061。あえて1サイズダウンの19インチとしている。その奥に見えるのが、apレーシングの6ポットブレーキシステム。36mm厚のローターが使用された、本格的なレーシングモデルだ。

 

 

「昔のターボ車はとりあえず圧縮を落とせばガッツリ過給をかけることができましたが、今のクルマはカタログ値に対してギリギリの強度で作られている感がある。やみくもにMAXパワーだけを追いかけても、エンジンが壊れてしまっては意味がない。全体のバランスを考えながら、乗って楽しい、そしてしっかり速いクルマに仕上げて行きたいですね」。

 

 

チタンマフラーに続くオリジナルパーツは車高調を予定しているそうだが、FK8には任意に切替えることができる3段階のドライブモードが採用されており、現在はそれに対してどのような対策するかを施すかを検討中。スプリングレートや減衰力の方向性に関してもまだテストしたい部分があるというので、完成にはもうちょっとだけ時間が必要とのこと。

 

 

ただし、M&MにとってFFマシンの仕上げはお手の物だけに、その仕上がりには大いに期待しても良いはず。とびきりのポテンシャルを秘めているFK8をM&Mがどう料理していくのか、とても楽しみだ。

 

●取材協力:M&M 福岡県太宰府市国分1丁目18-8 TEL:092-923-1955

 

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