長い時間をかけてシャコタンとドリフトを両立させたVIP風味のJZZ30ソアラ! | web option(ウェブ オプション)

長い時間をかけてシャコタンとドリフトを両立させたVIP風味のJZZ30ソアラ!

叩いて、広げて、移設して…ドリフト時のネガを完全解消

 

100mmオーバーのローダウン化を達成

 

JZZ30一筋10年以上というオーナー(女性)の愛機は、生粋のドリ車だ。ただし、元々はVIP路線でメイキングを進めていたというだけあって、WALDベースのワンオフ加工エアロや4本出しマフラー、そして純正風に仕上げられた前後ワイドフェンダー等、一般的なドリ車とは一線を画す美しい仕上がりを誇る。

 

 

このソアラ最大の見所はやはりフェンダーだろう。プレスラインからアーチにかけて徐々に広がっていくスマートなリヤのブリスターフェンダー(約20mmワイド)を構築。オーナー曰く「自然なデブを目指した」とのこと。

 

 

車高は前後10cm以上のローダウン化を果たしているが、全開ドリフト中に支障をきたさないことが大前提。そのため、フロントタイヤハウス上部のパネルをハンマーで叩きまくったり、フェンダー内を通るハーネスを移設したり、ウォッシャータンクを小型のシルビア用へと変更したり…と、タイヤとの干渉ポイントを完全排除しているのだ。

 

 

一方、サス関連のチューニングはGPスポーツ製の車高調を導入している程度で「純正アームのデキが良くて、アライメントの調整幅も最初から広いんですよ。だから変える必要はないと判断しました」とオーナー。

 

 

また、ロングホイールベースのJZZ30でココまで落とすと、フロア下のセンターパイプ〜マフラー間を路面にヒットさせる率が上がるため、パイプ径を変更。通常ならば80φがベターのセンターパイプだが、フロア下面に突起することを懸念し、あえて65φモデルをチョイス。フレームの内側に収めることで排気パートが路面と干渉する事を避けているのだ。

 

 

エンドマフラーに関しても、地上高を稼げるオーバルサイレンサー仕様を採用して、シャコタン対策を実行している。

 

 

組み合わせるホイールは、クラブリネアL747タイプS。フェンダーのワイド幅にあわせて、フロント9.5J+19&リヤ10J+12というオーダーオフセットで攻め、通常のJZZ30では絶対に不可能な深リム仕様を創出する。ちなみにキャンバー角はフロントがネガ3.4度&リヤがネガ2.4度としている。

 

 

失敗談を尋ねてみると「仲間達とファミレスの駐車場に入ろうとしたら、予想以上に傾斜がキツくて。で、フロントバンパーをガリガリ…。そのままバックしたら、路面に引っ掛かったバンパーがもぎ取れて、運転席越しにバンパーが見えるという不思議な光景を目にしたことがあります」とのこと。続けて「オドメーターは10万キロを指してますけど、乗り続けていきますよ!」。

 

 

これまでに全損級のクラッシュを幾度となく演じつつも、その度にパワーアップして復活を遂げてきたソアラ。彼女達が歩むシャコタン道は、まだまだ終わらないというわけだ。

 

車高調   :GPスポーツ Gマスター

スプリング :スウィフト(F22kg/mm R16kg/mm)

アーム類  :ノーマル

ホイール  :クラブリネアL742タイプS(F9.5J+19 R10J+12)

タイヤ   :FレヴスペックRS-02(235/35-19)  R LS2000(265/30-19)

スペーサー :無し

エアロ   :WALDフルエロ+加工

ボディ加工 :タイヤハウス内パネル叩き/前後フェンダーのワイド化(F15mm R約20mm)

 

PHOTO:Masahisa FUJITA