走れるシャコタンを目指した真紅の極低NSX(NA1)! 計算し尽くされた各部のメイキングは必見!

公開日 : 2019/03/08 11:01 最終更新日 : 2019/03/08 11:01

 

 

理想の走行姿勢を貫くため車高調に拘ったセットアップ

 

ホンダの誇るスーパースポーツにして、バブル景気が産んだ伝説の名馬が初代「NSX」だ。中古車市場では相変わらず高値で取引されているが、そんな和製スーパーカーを臆することなくカスタムし、オーナーが理想とするスタイリングに仕上げたのがこの極低NSX(NA1)だ。

 

 

オーナーは「薄いボディをさらに低くして走ったらカッコいいでしょ!」との思いから、市販の各種車高調のパーツを組み合わせて超ショートなサスペンションを構築。ストロークを規制するために、スプリングレートも超ハード(F30kg/mm R25kg/mm)なものをセレクトしているのだ。

 

 

ここまでのローフォルムで実用性まで求めるとエアサス化がてっとり早いと思うのだが、オーナーのなかで「エアサスはナンパ! 車高調で落とすのが男!」という思いが強いのである。

 

 

拘りのホイールはバドニック製のビレットで、フロント18インチ、リヤ19インチの異径サイズを組み合せる。ドアのキーシリンダーなど全てシェイブしたスムースボディも合わせて、ホットロッドのボディワークを参考にしているとのこと。

 

 

エアロパーツも独特のチョイスだ。フロントバンパーは前期+後期のニコイチに02Rのリップスポイラーを合体。サイドステップは、USメーカー“ダウンフォース”製で、低さを際立たせるために内巻き加工を施す。

 

 

その他、ハイマウントストップランプをバンパー下部に移設して視覚的なローダウン効果を狙ったり、NSX定番のアキュアラテールはレンズカットが古めかしいので殻割りを行って内部のリフレクターを除去するなど大技小技の連発。

 

 

インテリアはシートやドアトリムなどをパンチングレザーとエクセーヌで張り替えて上品なイメージに。ステアリングはホイールに合わせたバドニック製、ミラーなどにもビレットパーツを組み合せている。

 

 

さらに、ミッドマウントされているC30Aエンジンも、カーボン製エアクリーナーやビレットパーツで彩りつつ、SPOONのコンピュータとNOSでキッチリとパフォーマンスアップ。

 

シンプルな装いだが、その実は計算し尽くされた超豪華SPLシャコタンNSXというわけだ。

 

PHOTO:Motosuke FUJII

 

 

スペック

エンジン:NOS/ステンレスエキマニ/ARCチタンマフラー/SPOONコンピュータ

サスペンション:JIC車高調改(F30kg/mm R25kg/mm)/KITEビッグローター(F330mm R340mm)

ホイール&タイヤ:バドニック チズル(F 18×9.0J R19×10J)/ナンカンNS2(F205/35-18 R225/35-19)

エクステリア:ボディスムージング/NA1+NA2純正バンパー/ダウンフォース サイドステップ/02Rリヤアンダー/タイプRフロントリップ

インテリア:SPOONフルスケールメーター/バドニック ステアリング/インテリア張り替え/ビレットルームミラー 他