スモーキー永田が手がけた耐久性重視の第二世代GT-R(BNR34)湾岸スペック!

公開日 : 2019/03/07 14:26 最終更新日 : 2019/03/07 14:26


ステップアップまで見越した600馬力のRB26DETT改+TO4Zタービン仕様!

 

耐久性重視で仕上げた湾岸最高速仕様

 

「RB26を組んだ数は600基以上かなぁ…」。そんなスモーキー永田のたくましい言葉どおり、トップシークレットの歴史を語る上で第二世代GT-Rは欠かすことのできない絶対的存在だ。もちろん、そのチューニング技術は年々向上しており、スモーキー永田のRB26チューンはいまだ進化中といえる。

 

 

そしてここで紹介するBNR34は、ほぼストックという状態から鍛え上げられた湾岸最高速スペック。超高速スラローム主体のステージを制覇するべく、心臓部には耐久性重視の2.6改+TO4Zタービン仕様が搭載される。

 

 

このパワーユニットは、中間域からレスポンスよく加速体制に入り、そのまま300km/hまで突き抜けるような特性を目指して開発されたものだ。高負荷時の耐久性を考慮して2.6Lのままだが「最終的には排気量アップしたい!」というオーナーの意向を尊重し、燃料系は800ccインジェクターや大容量フューエルポンプなどを投入し、余裕を持たせている。

 

 

タービンチョイスに関しても、2.6LにTO4Zの組み合わせは若干高回転型の特性になりベストとは言えないのだが、2.8L化した際にもそのまま活用できるサイズであることと、カムの選定(HKSステップ1)やF-CON Vプロによるセッティング次第で、2.6L仕様でも中速域のパンチ力を引き出すことができるというスモーキー永田のチューニング論に基づくものだ。

 

その他、ヘッドはHKSステップ1カムを軸にしたファインチューン、マネージメントは得意のF-CON Vプロによるエアフロレス制御となる。

 

 

そんなエンジンパワーを100%引き出すために、ミッションにはOS技研の6速シーケンシャルを搭載。同時に足回りのチューニングも徹底。サスにはレースシーンで圧倒的な支持を受けているザックスレーシング製の2WAYダンパーシステムを装備し、湾岸のジャンプスポットで飛んでも一発で車体が収まる路面追従性能を追求している。また、アッパーにはストリートでの使い勝手を考慮して、ロベルタカップも装着済みだ。ブレーキはフロントにブレンボ8ポットキャリパー+390mmローター、リヤにブレンボ4ポットキャリパー+355mmローターを組む。

 

 

一方のインテリアはレッド&ブラックでまとめられ、いかにもストリート仕様といった感じの仕上がり。ステアリングコラム上にはOSシーケンシャルミッション用のシフトインジケーター&ネコAF700が、センターコンソールにはブリッツSBC-iDカラー&DTTがそれぞれ美しくインストールされている。サイドバーつきのロールケージはサイトウロールケージ製となる。

 

強力ツールの数々を惜しみなく投入して仕上げられたBNR34。いわずもがな、それらの装備は飾りなどではなく、スモーキー永田が戦うために与えたウェポンに他ならない。

 

取材協力:トップシークレット