「RX-7に気を使わず乗りたい」 そんな夢を叶えるためにNBロードスターのエンジンとオートマを移植!

まさかのFD3S改1.8L直4エンジン仕様!

 

リッター10kmオーバーの高燃費仕様!

 

「RX-7ってスタイルが好きで乗っている人も多いですし、乗りたいけど燃費が悪いことや各部のトラブルが嫌で購入を控えているユーザーも多いですからね。ロータリーを降ろすことや排気量ダウンすることに異論もあると思いますけど、こういうアプローチがあるってことを伝えたくて」とは、アートエンジンの坂本さん。

 

 

そもそものきっかけは、タービン&エンジン不調のRX-7を引き取ることになったことから。

 

FD3Sの純正パーツも年々価格改定がなされ、純正タービンの交換でも50万円、エンジンオーバーホールとなるとさらに100万円と、不調の車両を復活させるのに想像以上のコストがかかってしまうことが多い。

 

 

そんなこともあり、修理を断念して引き取ったFD3Sを前に…“得意なエンジンスワップで蘇らせよう!!”ということになり、それじゃマツダのエンジンで…と考えていたところ、NBロードスターの部品取り車両をゲット。

 

そして「楽々オートマで燃費10km/Lは余裕で走るFD3S!」というコンセプトのもと、この1800cc レシプロ仕様のRX-7が制作されたのである。

 

 

車速パルスを変換させて純正メーターを動くようにしていたり、1800ccの排気量に合わせてマフラーを最適化していたりと、見れば見るほど芸が細かいのだが、何よりメンテや燃費に気を使わず、トラブルフリーでRX-7を楽しめるという意味では、「最高のチューンドFD3S」なのかもしれない。

 

PHOTO:Hiroki IWASHIMA

 

エンジンは1800ccのNBロードスターのものをハーネスやECUごと移植。エンジンを低く搭載するために、ラックの位置を下げるなどつじつま合わせの加工は各部にあり。ミッションもNBロードスター用なのでPPFなども加工して装着している。

 

マフラーはもともと装着されていたマツダスピードのテールピースを使い中間部分をワンオフ。メインパイプはレシプロ1800ccの排気量に合わせて60φ。

 

オーナーが拘ったというシフトノブまわりは、RX-7用のセレクターとロードスター用のレバー、JZA80用を組み合わせて仕上げたという。

 

車速パルスの変換などを行い、純正メーターをすべて動かしている。この手の作業をしなければコストは下げられるが、換装チューンのイメージを下げてしまうから拘って動かしたという。