「究極の、その先へ」 ボルクレーシング史上最強「TE37ウルトラトラックエディションII」の凄まじき開発裏話【最強ホイール解体新書】

公開日 : 2019/03/03 14:30 最終更新日 : 2019/03/03 14:30

コンマ1グラムの軽量化に込められた作り手の情熱

 

ボルク史上最強のさらなるアップデート

 

モータースポーツ直系の鍛造ホイールとして名高い、ボルクレーシングTE37。応力分散に優れた6スポークデザインでスポーツホイールが要求する強度・剛性・軽さをもたらす逸品は、常に進化への糸口を探ってブラッシュアップし続けている。

 

なかでも“ボルク史上最強”と称されてきたのは、R35など世界に名だたるハイパフォーマンスカーへと対応させた『TE37ウルトラ』をさらなる高みへと昇華させた『トラックエディション』となる。完熟形と思われた仕上がりに満足することなく、センターまわりの簡素化やサイドマシニングによる駄肉処理を実施。400gもの軽量化を果たしてきた衝撃は記憶に新しい。

 

 

しかし、2019年モデルとして新たにデビューしたのは、そんな史上最強をも自ら越えた『TE37ウルトラ トラックエディションII』だ。このアイテムは進化との戦いが常であるモータースポーツにおいて培った最新の解析技術が惜しみなく投入され、限界まで攻め込んだと思われていた駄肉処理を再検証。スポーク間に新たなマシニングを追加し、強度・剛性は犠牲とせず1箇所10g、トータル60gの軽量化を勝ち取ってきた。

 

 

この数値をわずかと感じるか、すごいと感じるかは人それぞれだが、レーシングカーのようにグラム単位の領域でせめぎ合っていることから極限領域の完成度の高さへ踏み込んでいることはハッキリと伝わってくる。ほんのわずかな甘さが勝敗を分けるモータースポーツの血脈を受け継いでいるボルクレーシングだからこそ、史上最強と称されたトラックエディションにも納得することなく進化の糸口を探り、今回のアップデートが図られたのだ。

 

 

ハイパフォーマンスカーの足元を支えるにふさわしい、新たなボルク史上最強モデルの誕生。コンマ1秒の削ぎ落としに燃えるアタックユーザーはもちろん、スポーツホイールの中のスポーツホイールを求めるストリートユーザーにとっても、TE37ウルトラ トラックエディションIIは見逃せない。

 

製品仕様
VOLK RACING
TE37 ULTRA TRACK EDITION II

 

価格:9万7000円〜12万6000円

サイズ:19×8.5J〜20×12.5J

カラー:ブラストブラック(BC)

設定サイズはこちらから!

 

スポークサイドへ施していたトラックエディションのマシニングに、さらなるマシニングを追加。重ねたことで生じたラインのスムージングは可能だったが、進化の証としてアクセント的に残されている。

 

トラックエディションではキャップレス設計としていたが、ストリートユーザーのニーズへと応えるためセンターキャップ装着可能に仕様変更。新色であるブラストブラック同様、性能だけの追求ではない総合的進化も図られる。

 

フランジ部分のロゴやラインもマシニングで精密に刻まれる。等間隔で引かれていく2本ラインはトラックエディションシリーズのみに与えられたエボリューションモデルの象徴だ。

 

強度・剛性へ影響させることなく駄肉を削ぎ落とすには、やはりモータースポーツで投入している最新の解析技術が欠かせない。センターパートやスポーク裏といった見えない部分も含め、常に進化の糸口を求めているのだ。