シビックタイプRは マフラー交換とECUチューンだけで純正から60馬力アップが可能! 凄まじい潜在能力を秘めたFK8の実力が明らかに!

公開日 : 2019/02/28 05:30 最終更新日 : 2019/02/28 05:30

老舗ショップがシビックタイプRチューンを本格始動!

 

ボッシュ製ECUの攻略がFK8チューニングのカギを握る

 

パワーチューニングを得意とする老舗「フェニックスパワー」が、新たなチューニングターゲットとして2018年末から開発をスタートさせたのが現行シビックタイプR。ストリートをターゲットに秘められたポテンシャルを解放させるべく、ファーストステップといえるファインチューンが施されている。

 

 

パワー系のポイントとなるのは、やはりコンピューターのセッティングとなるが、ボッシュ製ECUは書き換えに対するブロックが強固。プログラムも国産とは異なるため、かなり厄介な部類なのだが、フェニックスパワーはアメリカのKチューナーソフトで編集した独自のデータを構築。アペックス製マフラーとの組み合わせで、ノーマル実測の320psから380.29psへと大幅なパワーアップを果たしている。

 

 

「FK8のボッシュ製ECUは本当に難しいですね。OBDロックの解除が必要で、ECUを一旦外して分解作業しなければならなかったり…。最初はトライ&エラーの連続でしたが、今ではかなり良いデータを構築できるようになっています。今後もグランドツーリングの車格を崩さないようにチューニングしていくつもりです」とはフェニックスパワー横山さん。

 

 

足まわりはまだまだノーマルの実力を確認している段階で、まずはSEIBON製エアロにマッチするスタイル面の向上を狙って、ダウンスプリングで若干車高のローダウン化を図っている程度。ブレーキもパッドを含めて完全なノーマル状態なので、こちらも今後強化を予定している。

 

取材協力:フェニックスパワー

 

スペック

■エンジン:フェニックスパワー ECU書き換え/アペックス マフラー

■サスペンション:エスペディア ダウンスプリング(F4.8kg/mm R4.7kg/mm)

■ホイール:ボルクレーシングG25エッジ(9.5J×20)

■タイヤ:パイロットスポーツCUP2(245/30-20)

■エクステリア:SEIBON フロントリップ、サイドステップ、リアアンダースカート、ボンネット

 

K20C型VTECターボエンジンを含め、今のところエンジンルームは完全なノーマル状態。ノーマルの特性や弱点をしっかりと見極めた上でチューンを進めていくと言うから今後に期待したい。

 

FK8攻略のキーポイントとなるのがボッシュ製のECU。プロテクトも強固でプログラム方式も国産とは異なるので、米国や欧州でのチューニングデータを入手して研究している最中だ。

 

ホイールはボルクレーシングG25エッジ。ノーマルの8.5Jに対し9.5Jへとワイドリム化し、ノーマルサイズのミシュランパイロットスポーツを組み合わせ。サスペンションはエスペディアのダウンスプリングのみの変更だ。

 

排気系ではアペックスのRSマフラーに交換。メインパイプ径75φで、テールはノーマルの3本出しに対して2本出しとなっている。

 

Driver’s VOICE

レーシングドライバー 飯田 章

「ブースト特性の見直しとダウンサス程度のライトチューンということだが、シビックタイプRの高いバランスを崩すことなく、サーキットでもよく曲がって楽しく走ることができたね。ただし本気で攻めるとなると、やはりブレーキの強化は不可欠。効きというよりも剛性感がほしいな」