“Zの柳田”が自ら走り込んで煮詰め上げた渾身のチューンドZ34!

公開日 : 2019/02/23 11:00 最終更新日 : 2019/02/23 22:01


美しさと速さを兼ね備える大人のフェアレディZ

 

シンプルなメニューで実現するフェアレディZの理想的な姿

 

セントラル20が理想とするZ34チューニングを具現化しているのがこのマシン。むやみに手を入れるのではなく必要な部分だけをしっかりとチューニングを行い、シンプルなメニューでマシンを確実に進化させることに成功しているのだ。

 

 

エンジン本体はあえて手を入れず、吸排気系のリファンとECUチューニングによって低回転からのトルクと高回転域でのパワフルさを両立。排気系はエキマニ/フロントパイプ/キャタライザー/マフラーをトータルに見直し、エアクリーナーはオリジナルのキットに交換する。

 

そして、オリジナルのECUは燃調や点火時期に加え、VQ37VHRの特徴であるVVEL(バルブ作動角・リフト量連続可変システム)のセッティングが最適化されているというのも大きなポイントだ。

 

 

実際に乗ってみると速さはもちろんのこと、非常に乗りやすいのが印象的。ATミッションとのマッチングもよく、低回転からでも優れたピックアップを見せてくれるのだ。

 

さらに、オリジナルのZスポーツサスペンションキットはタウンスピードではしっとりとした乗り心地を披露しつつ、多少荒れた路面でもイヤな突き上げは一切なし。

 

 

さすがZの柳田が、日常の愛車としてかなり走り込んでセッティングを煮詰めというだけあって非常に上質な仕上がりとなっているのが印象的。恐らくこのフィーリングを実現すには超軽量なBBS製のRI-Dホイールの恩恵も大きいと思われる。

 

 

創業45年超えたチューニングの老舗「セントラル20」。そんなショップが作り上げたZ34は誰もがスポーツカーとしての楽しさを味わうことができる高バランスマシン。こういう乗り味はこそ多くの人が求めている姿なのではないだろうか。

 

取材協力:セントラル20

 

フロントスポイラーはオリジナルの『Gノーズ・バージョン2(価格:11万5000円)』に専用グリル(価格:3万9800円)をプラス。ノーマルに比べてノーズを7cm延長し、バランスのよいサイドビューを構築。リヤフォルムを大胆にイメージチェンジできるリヤボーダーは10万2000円。シンプルながら流麗なフォルムを演出してくれるサイドボーダーも装着されている。

 

サイズ自体は小ぶりながら、整流効果抜群のリヤスポイラー。FRP製が8万円、写真のカーボン製は11万円となっている。

 

ECU、マフラーを交換した車両では容量不足になってしまうエアクリーナーはサクションパイプまでセットになった大容量のオリジナルコットンタイプ(価格10万円)に変更。気持ち良いレスポンスとパワーを実現できるECUは9万円となる。

 

VQ系エンジンはとにかく油温が上がりやすいことで知られており、Z34で走りを楽しむためにはオイルクーラーの装着は欠かせない。ショートパーツもセットになっているオリジナルキットが10万5000円となっており、オススメとのこと。

 

オーバル4本テールが印象的なオールステンレス製オリジナルマフラーは18万円。音量は控えめながら、音質の気持ちよさは抜群なのだ。保安基準適合品となっており、ストリートにもマッチする。

 

オリジナルのZスポーツサスペンションキットは膨大なテストから生まれた自信作。アルミケースを採用した贅沢な作りとなっている。また同時に装着されているサブフレームリジットカラーもハンドリングに大きく貢献しているということだ。

 

オリジナルのコンビネーションステアリング(12万8000円/ノーマル下取り)に加え、各種カーボンパネルでドレスアップされたコクピット。