まさに羊の皮をかぶった狼! EG6シビックに400馬力のVTECターボエンジンを搭載 | web option(ウェブ オプション)

まさに羊の皮をかぶった狼! EG6シビックに400馬力のVTECターボエンジンを搭載

フルチューンB16BエンジンにK3-450Rタービをセット!

 

ツウ好みのインポートパーツも盛り込み西海岸のホンダ好きをイメージ

 

近年、ストリート系カスタム&チューニングベースとして侮れない人気車種となっているのがEG系シビック。その傾向は、従来からのサーキット&峠系のスパルタンなチューニングからではなく、どちらかというとドレスアップ系カスタムから起こった新たな系譜と呼べるものだ。

 

 

それは、ただ飾り立てるだけでなくエンジンまで手を入れていつでも全開OKってのが完全なトレンドとなっている。

 

ホンダチューンを得意とするトップフューエルが製作したシビックもそんな1台で、オーナーのコンセプトは“見た目は西海岸のホンダ好きが普通に乗ってチョイカスタム。それでいて走れば激ッパヤの羊の皮をかぶった狼”的なもの。

 

 

確かにこのEG6、外観からの主張は極くわずか。ガッツリと下げられた車高や深リムホイール、そして流行りのルーフキャリアなど見る人が見ればオシャレなスタイルだ。また、グリル内に見られるインタークーラーのサイズを見ればチューニングマニアはそのポテンシャルが気になるはず。

 

 

というわけで、このシビックはエンジン内部までしっかりと手を入れられたターボ仕様。搭載されるB16Bは、ブロック強度向上のため強化スリーブまで打ち込まれ、ピストンはトップフューエルオリジナルの鍛造ローコンプ仕様。タービンにはブリッツのK3-450Rが選択されている。このスペックで得られる出力は、400psを軽く超えるというからハンパではない。

 

 

ちなみに、エンジンルームの仕上げもドレスアップに徹していて、エンジンを降ろした際にエンジンルーム内をリペイントしているだけでなく、ハーネス類も目立たぬように引き直すなど手が込んだ内容なのだ。

 

パッと見は普通に見えて、じつは細部まで拘りが満載。ある意味、ストリートチューンの究極系とも言えるスタイルだ。

 

取材協力:トップフューエル 

 

 

鍛造ピストンやスリーブを入れ、メタルガスケットで圧縮比調整もされたB16エンジンは、高ブースト、高出力にも耐えられるよう作り直されている。また、魅せることも意識し、ハーネス類を目立たぬように引き直すなどスッキリと、実は手の込んだ作り込みがなされている。エンジンルームは先々オールペンすることを見越して、ホワイトに塗り替えられているとのこと。

 

タービンはブリッツのK3-450R、その名の通り約450psまで対応する風量を誇るミドルクラスタービンだ。ワンオフEXマニを介してマウントされている。B型エンジンは前方排気のためレイアウト自由度が高く、かなり大型のタービンを装着できるのもポイント。

 

エンジンマネージメントにはK20A用のパワーFCを使用。必要なデータの書き換えや純正機能の制御も可能で、コストと性能のバランスの良さからの選択だ。

 

エンジンマウントはアメリカでの定番ブランドHASPORTの強化品をセレクト。新世代のオシャレなホンダ乗り(!?)が見たときに「お?コイツ知ってるね!」となるパーツをオーナー自らが選び装着している。

 

ハイパワー化に合わせてインジェクターは650ccをセレクト。タービンサイズに合わせた最適な噴射量を確保している。ブーストコントロールはHKSのEVC5を使用し、最大ブースト圧1.3キロに設定している。

 

ハイパワー化に伴って、大幅に増える発熱対策としてアルミ製の大容量ラジエターやオイルクーラーを装備。また、過給で高まる吸気温度を安定させるために、大型のインタークーラーをフロントグリル内にレイアウトした。

 

マフラーは無限製でオーナーのお気に入りでもあるのだけど、トップフューエルによるとハイチューンターボには完全に容量不足。ターボ用にマフラーを作り直すことでエンジンのストレスを低減させつつ、さらに50ps以上出力向上を狙うことができるそうだ。

 

ホイールはアメリカで売られているAXISというブランドのもので、前後とも8J-15。リヤの深リム履きがストリート系シビック乗りのトレンド。サスペンションもやはりアメリカ系ブランドのスカンク2。