全幅1970mmの超ワイド180SX見参! ポルシェ930ターボの美麗スタイリングを表現

公開日 : 2019/02/18 11:00 最終更新日 : 2019/02/18 11:00


ポルシェ930ターボのスタイリングを180SXで表現!

 

官能的なフォルムを備える魅惑のシームレスボディ

 

いわゆるブリスターフェンダーではなく、曲線を持たせたワークスフェンダー風デザインを元に180SXをグラマラスに変身させたRSパンテーラ。ベースとなるキットは、オーナーの持ち込みだったため詳細が不明ながら、継ぎ目のないスムーズボディを完成させている。

 

 

そもそもオーナーのイメージはポルシェ930の様な女性的なボディライン。「ボンッ、キュッ、ボン」の官能的フォルムだったという。

 

 

オーダーを受けたRSパンテーラとしては単に取り付けるだけでなく、ボディと追加するキットのシームレスな関係に拘った。特にノーマルフェンダーとの継ぎ目は曲線が異なることから、自然なライン造りに加えて前後左右の曲線までも合わせる必要がある。フェンダーの張り出し分に合わせて前後バンパーまでも自然なラインを作り出しパーフェクトなフォルムに仕上げることができたという。

 

 

さらに、新設したインタークーラーの開口部は強度を持たせるためにBOX化。走行風を積極的に取り入れられるほか、バンパー自体の強度を持たせることにも抜かりはない。

 

 

また、万が一に備えて補修できるように各パーツを分割化するなど、長く乗るための構造的な作り込みも必見。ストリートユースをメインにしたオーナーに対する実用性もしっかりと考えられているのだ。

 

取材協力:RSパンテーラ

 

片側140mm(車幅1970mm)までのボリュームを出したリヤフェンダーは、ビス留め用だったベースキットをパネルと一体化。255サイズのタイヤをセットしている。

 

ここまでの加工になると接合するフロントバンパーやサイドステップを一体整形してしまうことも多い。しかし、走り屋マシンは補修も想定されるため、各部のパーツを分割式にして仕上げている。ドアサイドがノーマルの姿を残すことで、ポルシェ930ターボのイメージを実現。

 

フェンダーアーチに合わせてフェンダー周りにボリュームを与えたフロントバンパー。オーナーの持ち込み品に対し、大型インタークーラーに合わせ開口部を形状変更。

 

オーナー拘りの2本出しマフラーやカーボンディフューザーなど、スタイリングとパフォーマンスを両立するアイコンもしっかりとキープ。

 

数年前に製作したエンジンは2.2LのフルチューンでF-CON Vプロ制御。AT車のためタービンはHKSのGT2530と小ぶりで最高出力は抑えているが、トルクを厚くしたセッティングにより扱いやすさも抜群。

 

チューニング内容を示すかのように整然と並べられるメーター。ここまでの仕様で意外なのはAT車であること。

 

シートは2脚共にレカロをチョイスしてホールド性を確保。ロールケージが張り巡らされ、180SXの弱点ともいえるボディ剛性をキープ。2名乗車としながらもオーディオをセットしたストリート仕様としてのユーティリティはしっかりと確保している。

 

TUNER’S VOICE

RSパンテーラ代表 佐藤元樹

「サーキット仕様のクルマはもちろん、ストリート仕様のクルマだからこそパーツの取り付けはしっかりと行う必要があります。さらに万が一の時の補修もボディ全体を作り直すのではなく、破損したパーツを分割して補修できる構造にすることで、ユーザーに長く楽しんでもらえるクルマに仕上がります。180SXはこの2点を心がけて製作していますよ。ちなみに、ウチはロータリー専門店のイメージも強いですが、実際にはレシプロも得意、ボディワークも任せ下さい」