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どこまで値上がるんだ純正部品! RB26DETTエンジンのN1ブロックはいつの間にか2.5倍アップしていた事実

単なる値上げではない! 新たな型から作られた高精度のN1ブロック!

 

毎年春に行われる日産純正パーツの価格改定。第2世代GT-Rなど、絶版車の部品の価格は毎年驚くほど上がり続けている。

 

そんな流れの中、長らく流通の滞っていたRB26DETT純正ブロックの生産が再開されると同時に、大幅な価格改定が行われたのが2017年のこと。

 

実際、通常ブロック(05U品番)に関しては、14万円から17万円に小幅な価格変更に留まったに見えたが、それ以前と同様に未だバックオーダー扱いが続き、実際に流通している気配はない。

 

 

そして、チューニングベースとして使われることが多いN1ブロック(24U品番)。それまでの価格が17万1000円だったところ、42万5000円と大幅な値上げを実施。そして噂通り鋳型なども新調されたようで、その後は仕上がりの良いブロックが比較的安定的に供給されるようになったという。現在、N1ブロックに関しては在庫も複数あるようだ。

 

それまでオーダーしてから年単位の待ち時間で、しかも品質や精度の良くないものが届く場合もあったことから考えると、高価でも必要なときに手に入るようになったのはありがたい。また、再生産するためのコストが価格に反映されたのなら仕方がないという考え方もある。しかし、それならGT-Rを維持するために必要なパーツに関しては、せめて絶版にせず生産を続けてもらいたいものだ。

 

取材協力:ガレージザウルス

 

■RB26通常ブロック

2017年以前:14万円→2017年以降:17万円

※品番:11000-05U00

 

■RB26 N1ブロック

2017年以前:17万1000円→2017年以降:42万5000円

※旧品番:11000-24U00/新品番:A1000-24U00

※すでに納品は行き渡り日産に在庫あり(2017年12月調べ)

 

価格改定後にデリバリーされた24U刻印のN1ブロック。見るからに表面、内部とも鋳肌がきれい。とくに内壁は組み付けに際しても砂落としの必要がないほど滑らかに仕上がっている。ウォーターライン位置のバラつき(鋳型のズレ)も価格改定前のものと比べると非常に少ないそうだ。

 

RB26ブロックで起こりがちなトラブル

ブロック上面のウォーターラインとオイルラインを貫通するクラックは、チューニングショップでも当たり前と思われるほど多く発生している。また、ブロック側面のグロメットまわりからは、内部ウォーターライン内の腐食が表面へと貫通し水漏れが起こることも多いという。写真のブロック面のほうは、ウォーターライン内の腐食がかなり進んでいるのが分かる。