レガシィB4(BE5)の極上カスタム! 通勤もこなす純正比14cmダウンのドシャコタン仕様

公開日 : 2019/02/16 10:50 最終更新日 : 2019/02/16 10:50

大技小技を連発! レガシィB4で腰高感を完全払拭

 

4WDをキャンセルまでして実現した前後異径のホットロッドスタイル!

 

ルーフが低いクーペに対して、どうしても腰高感が否めないセダンボディ。しかも、車高を下げるには色々と制約が出てきがちな4輪駆動とくれば、低く見せようとすること自体にムリがあると思うのが普通だ。

 

 

しかし、ここで紹介するレガシィはそんなハンデを全く感じさせないほどのシャコタンぶり。しかも、このまま普通に通勤にも使っているというから驚きだ。

 

「水平対向エンジンってエキマニが左右に出ているからかフロアがフラットなんです。なので、車高を下げていっても擦りにくいんですよ」とはオーナー。

 

 

レガシィがシャコタンに有利なんて話は意外だけど、もちろんそれだけでココまでベタベタにすることなど到底不可能。そのため、マフラーのタイコ部分をナナメにマウントして路面と擦らないようにしたり、アペックス車高調を3cmほどショート化して特注のスプリングを組み合わせるなど、車高を下げるために細かい積み重ねをしている。

 

 

しかも、このマシンではただ低さを追及するだけじゃなく、前後バランスまで考慮していることにも注目したい。なにせ、わざわざ4駆をキャンセルしてフロント18インチ、リヤ19インチの異径サイズ履きを実現しているんだ。

 

 

「ちょっと前下がりのほうがカッコいいと思って、フロントタイヤは205/35-18という日本では入手しにくいマニアックなサイズを選んでます。ただ、理想のスタイルにするために車高をドンドン落としていったら、やりすぎて車庫に入らなくなっちゃいました(汗)」とか。

 

しかし、車高をリフトアップできるロベルタカップを組み込んだ現在はその問題も見事にクリア。走りも見た目もイケてるシャコタン仕様を実現したのだ。

 

取材協力:ウシオオートモービル

 

ブラックだったボディカラーを、ルーフだけ残してポルシェ純正のオリーブグリーンメタにオールペン。これによりルーフが目立たなくなり低さがいっそう際立っている。これは屋根がないオープンカーが低く見えるのとおなじ理屈だ。

 

エアリフターのロベルタカップを装備し、フロント=7cm、リヤ=9cmのリフトアップが可能になっている。通常は車高が下がった状態で走行し、いざ通れない段差がある時は車高を上げてクリアするのだ。エアーのボンベはトランクに収納され、車高の変更はコクピットのスイッチひとつでOK。エアサスとちがって、リフトしていなければ走りがシャープなのもお気に入り。

 

フロントバンパーはゼロスポーツ製をベースにスムージング加工。リヤバンパーは横長なダクト入りでワイド感のあるB4ブリッツェン用を流用した。また、ホライゾンのマフラーは可能な限りフロアに沿わせるように加工することで、タイコが擦らないようにしている。

 

前後異径スタイルを追及するため、ECU側で4駆をキャンセルしてFF化(レガシィでもモデルによってのみ可能)。これによって不具合なくフロント=18インチ、リヤ=19インチ履きを実現している。なおホイールはUS系ブランドのデコルサ・フュージョンで、リムリングによりフェンダーのカブリ感を強調しているのもポイント。

 

 

車高の前後バランスを考えフロントタイヤに装着したのは、日本ではあまり見かけない205/35-18。実は海外のみで流通しているブラバスのスマート用がたまたま見つかり、それをゲットしたそうだ。フェンダーはノーマルのイメージを損ねない程度に絶妙に叩き出している。

 

大径ホイールを収めるためにアライメントも徹底研究。2WAYタイプの調整式ピロアッパーによりキャンバーはもちろんキャスターも思い切り寝かせ、タイヤがボディに干渉しないように逃がしている。また、ロッドは調整幅が大きいBP用を流用。