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ロータリーの神様こと雨さんが本音で語るRX-7の魅力とは

世界で一番セブンを愛する男の金言

 

「快適装備満載で1200kg台のピュアスポーツなんて世界中を探してもFD3Sだけっしょ」雨宮勇美

 

ロータリーとの付き合いは長いよ。昭和46年(1971年)にカペラロータリー12Aクーペを新車で購入したのがはじまりだから…、もうかれこれ50年近く経ってるね。

 

プレストやSAなど思い出のクルマは山ほどあるけど、やっぱ1991年にFD3Sが登場したときの衝撃は今でも忘れられない。

 

 

ステアリングを切った瞬間にノーズが反応する軽快感、そしてどんなクルマよりも早くコーナーでスロットルを開けられるバランスの良さ。そういった要素が組み合わさって、信じられないほど高いスピードレンジでコーナーを曲がってくれる究極のコーナーリングマシンって印象だった。

 

なんていうか、そのレベルがもうハンパじゃなくってさ、FCとはまるで別次元だったんだよ。だって、ロータリー嫌いで有名なDaiちゃん(OPTION最高顧問@稲田大二郎)ですら、試乗会で乗ったFD3Sの“味”が忘れられず、新車で購入しちゃったくらいなんだから(笑)

 

 

スタイリングにも感動したな。FC3Sはさ、ポルシェ924のコピーとか言われて、散々バカにされたじゃない。でも、FD3Sは世界中のスポーツカーと比較しても負けないくらいの美しさと、セブン・オリジナルと言い切れる唯一の姿を持って登場してきた。本当に綺麗だと思った。そして嬉しかったね。

 

そんな素晴らしい素材だったからこそ、チューニングも燃えたね。高バランスを崩さないように気を使いながら全体をポテンシャルアップさせていく。口で言うのはカンタンなんだけど、これがけっこう難しくてさ。満足いくチューニングができるようになるまでにはけっこう時間がかかった。でも、そんな過去の苦労が積み重なって、レースでもタイムアタックでもドリフトでも満足いく結果を残せてるんだけどね。

 

 

もちろん、これからもチューニングは進めていくつもりだよ。FD3Sは、まだまだ進化できる要素が残っているとオレは思ってるから。みんな期待しててよ。

 

そうそう、こないだね、ファンの子から『セブンの魅力はナニ?』って直球で聞かれたんだよ。イキナリだったから答えに迷ってその場はゴマかしたんだけど、あとで自分なりに考えてみたら、やっぱり一番は『軽さ』なんだろうなって。快適装備満載で1200kg台のFRピュアスポーツカーなんて世界中を探してもFD3Sだけっしょ。

 

 

きっと二度と登場しないんだろうな、こんな戦闘機は。仮に登場したとしても全身カーボンだらけで1000万円を超えるようなスーパーカーだろうしさ。そんなの現実的じゃないよ。だって、FD3Sは所詮300万円の市販車なんだから。

 

 

最近ではR35GT-Rとかレクサスとか、スゲェ市販車が日本にも登場するようになってきたじゃない。レクサスは分かんないけどR35は一度乗らせてもらって、その速さにマジでビックリした。でもね、乗ってて楽しくなかったんだ。なんか『乗せられてる』っつーのかな。速さはFDよりも上だよ、間違いなく。でも、オレはやっぱFD3Sのほうが好き。クルマってさ、結局は楽しいのが一番じゃん。それを与えてくれるのって「セブン」だけなんだよ。

 

取材協力:RE雨宮 / MODEL CAR:RE Amemiya【Super GReddy 3】





 

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