S30Zドラッグスペシャル! ボンネットスクープの奥に潜むのはフルクローム仕様のL型3.0Lビッグシングルターボ! | web option(ウェブ オプション)

S30Zドラッグスペシャル! ボンネットスクープの奥に潜むのはフルクローム仕様のL型3.0Lビッグシングルターボ!

ヤバすぎるほど美しいエンジンルームの輝き

 

L型改3.0LビッグシングターボのF-CON Vプロ駆動仕様!

 

S30Zと言えば、軽量でスタイリッシュなボディにチューニングの手法も幅広いL型エンジンが搭載されていたこともあり、活躍したステージは幅広い。サーキットに始まり、ラリー、ドラッグレースや最高速まで、ジャンル不問のチューニングベースとして重宝されたといっても過言ではない。

 

 

ここで紹介する車両は、ドラッグレースを強く意識して作られたもの。その中に搭載されるのは最高峰とも言えるL型ターボエンジンだ。

 

 

デスビが廃止されRBエンジンのクランク角センサーやダイレクトイグニッションシステム、6連スポーツインジェクションが搭載され、さらにT51R BBタービンをセット。基本となる制御は、RB26DETTのもので、コンピュータはF-CON Vプロにゆだねている。

 

この制御系を導入したことで、当時は“気むずかしく簡単には乗りこなせない”と言われたL型ターボ仕様が、安定した走りを期待できるシッステムへと進化した。

 

 

ドラッグを意識したエクステリア&インテリアに目を奪われがちだが、ミッションにはHKSの5速ドグ、サスペンションはフロントにS13シルビア、リヤにBCNR33を組み込むなど、まさに全身くまなく進化の術を受け、当時のチューニングカーとはまったく違う次元に仕上げられているのだ。

 

(OPTION2 2008年6月号より)

 

クロームを主体にしたドレスアップがまばゆいエンジンルーム。サージタンクなどを見ても、当時の手法とは全く異なるチューニングが施されていることが想像できる。

 

点火系にはRBエンジンのダイレクトイグニッションシステム、ドライブはF-CON Vプロによるものだ。タービンはT51R BBをチョイス。

 

最低でも500psからとなるハイパワーエンジンに合わせ、ボディ補強はスポット増しに加え強靭なロールケージが組み込まれる。全体のイメージは、オーナーが大好きというドラッグマシンからインスパイアされたもの。ダッシュボードレスながら、配線を隠すためのカバーをカーボンで製作するなど細部の仕上げにもこだわっている。

 

ヘッドライトのクリアカットレンズにはHIDが組み込まれる。フロントスポイラーに組み込まれたオイルクーラーなど見どころ満載。このクルマのイメージを印象付けるボンネットスクープは、オーナーの趣味でスタイルを優先して装着したもの。

 

センターデュアル出しのマフラーはサイレンサー容積を増やすためのレイアウト。

 

フロントはS13系のストラット式サスをゴッソリと移植した上でブレーキにはER34用を使う。セッティング面はもちろん、現行のサスペンションキットが使えるメリットも大きい。

 

リヤはBCNR33のマルチリンクとBNR32のサスペンションなどを組み合わせて移植。メカニカルグリップを向上させるためのチューニングだ。

 

ラゲッジスペースには安全燃料タンクとNOSボトル。全体のコンセプトに合わせてクローム処理されているのが美しい。