FD3Sの購入を考えている人は要注目! プロショップが手を入れた至宝のRX-7コンプリートカーという選択肢 | web option(ウェブ オプション)

FD3Sの購入を考えている人は要注目! プロショップが手を入れた至宝のRX-7コンプリートカーという選択肢

不安のつきまとうロータリーだからこそのアプローチ!

 

街乗りでの扱いやすさと刺激的な加速が同居するファムスピード発のコンプリート!!

 

時代の変化と共に進化してきたファムスピードのコンプリートカー。近頃はジェントルな仕様を求めるユーザーが増えており、同社ではそうしたニーズに応えるべくメニューの見直しを進めてきた。このマシンはタービン交換で約500psといった仕様だが、ポートは段付き修正をしたくらいだという。

 

 

「普段乗りはできるだけ静かにしたいというようにお客さまのニーズが変わってきています。ポート加工をするとどうしても音がうるさくなる傾向があるので、それを避ける方向になっていますね」とファムスピードの吉田さん。

 

 

最近はタービンやコンピューターの進化が著しく、そうした最新パーツを使えばエンジン本体に手を入れなくても十分にパワフルなエンジンに仕上がるという。

 

また、ポート加工などエンジン本体のチューニングを進めていくとコストが重みがち。それなら周辺パーツをしっかりと作り込んだほうが完成度は高まるという考えだ。

 

 

核となるのはギャレットのビッグシングルターボとなるGTW3884R。アルミ削り出しのインテークブレードやツインボールベアリングを採用したこのタービンは、TO4Sよりも鋭さがあってTO4Zよりも風量がある印象だという。

 

ファムスピードでは、さらにF-CON Vプロ3.4を使用して緻密な現車合せセッティングをすることで、ピックアップのいい500ps仕様に仕立て上げた。

 

 

また冷却強化も抜かりなく、オリジナルのVマウントキットであるディバイド・クーリングシステムを導入。吸気温度の低減を図ると同時に、水温の安定化を果たしている。ちなみに水温は100度以内、油温は90度前半を目安にしているそうだ。

 

 

また、大幅なパワーアップに対応するべく足回りの強化も図る。ZEALベースのオリジナル車高調やエンドレス6ポットキャリパーをセットしてポテンシャルを底上げした。

 

 

このようにバランスよくチューンしたファムスピードのコンプリート。その仕上がりを見ていると、まだまだFD3Sも進化する余地が残されていたことを再認識させられる。その仕上がりのよさに脱帽だ。

(※ OPTION2017年1月号より。同店は2019年2月末日をもってショップ業務の終了を発表しているため、現在コンプリートカー製作も受け付けておりません。)

 

コンプリートカースペック

エンジン:13B-REW改(最大ブースト圧1.15キロ・503ps/6588rpm、55.7kgm/6006rpm)ギャレット GTW3884Rタービン/HKS 60φエキマニ、GTIIウェストゲート、F-CON Vプロ、EVC/ファムスピード ディバイド クーリングシステム、FEED80φチタンマフラー、ソニックPP、850ccインジェクター×4、ファムスピード&東名パワード・燃料ポンプ、ターボスマート ブローオフバルブ

ドライブトレイン:ATS カーボンツインクラッチ、カーボンLSD/ファイナル4.1

サスペンション:ファムスピード 車高調(16kg/mm)

ブレーキ:エンドレス 6ポットキャリパー

ホイール:アドバンRZ-DF(F10J×18 R10.5J×18)

タイヤ:アドバンA050(F 265/35-18、R 295/30-18)

その他:オートエクゼ メンバーブレース、強化パワープラントフレーム、7点式ロールバー/レカロTS-G/C-WEST DRFTフロントバンパー/RE雨宮ワイドフェンダー/ボルテックス GTウイング/オーバードライブ ボンネット

 

ENGINE(エンジン)

美しく磨き上げられたエンジンルーム。ターボ周辺には遮熱処理を施すなどキッチリ作り込まれる。ちなみに同社では、コンプリートカーの製作前には必ずベース車の圧縮確認をはじめとする各種点検を行なう。タービンはボールベアリング式のGTW3884R。最大ブースト圧は1.15キロに設定。最大トルクは55.7kgに達するという。

 

 

オリジナルのディバイド クーリングシステムでVマウント化。バッテリー移動をせずに済むのもこのキットのウリ。ケーブル延長による電気系トラブル発生のリスクが抑えられる。エアコン付きの快速スペックだ。

 

吸気をスムーズに流すインダクションパイプもオリジナル。

 

中間パイプはFEEDソニックPPで、マフラーはメイン80φのFEEDチタンをチョイス。排気効率をアップさせつつも、近所迷惑にならないような音量に抑えている。アクセルを踏み込めば心地の良いエキゾーストサウンドが堪能できる。

 

EXTERIOR(外装)

平成5年式の1型ベースとなるが、とてもそうは見えないほどキレイにリフレッシュされている。エアロパーツはオーナーの好み。DRFTのバンパーにRE雨宮のワイドボディ、ボルテックスのGTウイングと異なるブランドを組み合わせることで、個性を主張した。

 

ボディカラーは色鮮やかなレッド。コンプリート内容は自分好みにアレンジでき、もちろん車両持ち込みでの製作にも対応する。

 

オーダー時にモールやウェザーストリップを新品交換することも可能。劣化しやすい部分でもあるので、交換するだけでも新車気分が味わえる。

 

ファムスピードのコンプリートカーには専用シリアルプレートが取り付けられる。まさに信頼の証であり、同社が手がけたコンプリートカーへの自信の現れでもある。

 

INTERIOR(インテリア)

インパネやシフトまわりはカーボン調で統一することで質感を向上。安全性も考慮してロールバーも組み込んだ。

 

エンジン制御はF-CON Vプロ。処理速度などが高まっており、より精度の高いセッティングが可能。ちなみに400ps程度までのライトチューンの場合は、F-CON iSを使用することが多いそうだ。

 

サーキット走行時の燃料片寄りに備え、トランクにコレクタータンクも設置された。

 

FOOTWORK(足回り)

絶妙なツライチで収められたホイールはアドバンRZ-DFの18インチ。その奥にのぞくキャリパーはエンドレスの6ポットキャリパーだ。前後バランスを考慮し、リヤローターは340mmに拡大される。

 

足まわりは、ZEALベースのオリジナルで、前後16kg/mmのスプリングを組み込む。ブッシュやマウント類もリフレッシュされており軽快な走りが味わえる。