隠れた名車「3代目フェアレディZ(Z31)」再考! エンジン換装でオーバー500馬力を達成したチューンド×2の勇姿 | web option(ウェブ オプション)

隠れた名車「3代目フェアレディZ(Z31)」再考! エンジン換装でオーバー500馬力を達成したチューンド×2の勇姿

RB25&26への換装で大幅パワーアップを実現した2台のZ31

 

岐阜の名手「デュ・ヴァン」による万能パワーチューニング

 

1983年(昭和58年)にデビューした3代目のフェアレディZが今回の主役だ。初代、2代目のロングノーズショートデッキ、2シーター中心のラインナップを引き継ぎながら、より車格を高めて新世代のコンセプトとして空力性能の向上も重視され設計されているのが特徴だ。

 

また、当初は新設計V6エンジンであるVG20ET/VG30ET搭載車としてスタートし、後に直列6気筒のRB20DET、VG30ETをツインカム化したVG30DE搭載モデルなどもラインアップされた。

 

 

ボディは2シーターを標準としながら、2by2の設定もあり。後期型のVG30系搭載モデルにはワイドボディも採用された(VG30搭載車のみ)。

 

前期と後期ではフェイス&テールが大きく異なるが、ここで紹介する車両はどちらも後期型のRB20DET搭載車(ZR系)がベースとされ、純正外板を使ってワイドボディ化されたもの。エンジンはそれぞれRB25DETとRB26DETTに換装され、さらにチューニングが施されることで一線級の戦闘力を持たされている。

 

 

手がけたのは岐阜県の名チューナー「ガレージ・デュ・ヴァン」。代表の坂さん自らがZ31のオーナーでもあり、多くのチューンドZを手がけてきた実績のあるショップだ。

 

取材協力:ガレージ・デュ・ヴァン

 

RB26DETT換装仕様

赤いの車両エンジンは、ヘッドチューンが施されたRB26DETTを換装。シングルターボ化され、F-CON Vプロによるセッティングで約560psを発生する。

 

タービンはKKKのK27MOL。通常はブースト圧1.3キロ、最大で1.5キロをかけている。マフラーは当時から定番の柿本改、ワンオフのフロントパイプから80φで排気を抜く。

 

ワンオフの車高調やBCNR33用のブレンボキャリパーなどで足まわりも強化。ホイールはSSRのプロフェッサー18インチ。

 

リヤフェンダーは後期VG30ETモデルに採用されたブリスターフェンダーをクオーターパネルの交換で移植している。

 

FRP製のフロントフェンダーとボンネット(ダクトは加工装着)はプラウディア、フロントバンパーはTBO、リヤスポイラーはアバンテのもの。

 

痛みが激しくなったヘッドライナーは、プラウディア製のカーボンパーツに変更。また、リヤ5点式のロールケージも装備する。

 

 

RB25DET仕様

エンジンはRB25にRB26用のヘッド&タイミングベルトカバーを装着。見た目はまるでRB26DETTのようだ。また6連スロットル&サージタンクもインマニを大加工してRB26から移植、レスポンスを向上させている。

 

タービンはウエストゲート式のTD06-25Gをインストール。ヘッドに東名のカムシャフトを組み合わせることで約520psを発揮する。制御はパワーFCを選択している。

 

ゼロヨン仕様を思わせる大型のオートメーター(タコ)などを装備。シートは左右ともレカロに交換されたインテリア。

 

追加メーターを装備するためエアコンのコントロールパネルはセンターコンソールに移設。そのカバーはプラウディアのカーボン製に交換されている。

 

フロントフェンダーは後期型のVG30搭載車用、リヤフェンダーは前期の輸出仕様(50thアニバーサリーモデル)のオーバーフェンダーでワイド化。ホイールは18インチのパナスポーツC5Cだ。