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MR2(SW20)にHKSスーパーチャージャーを搭載した異色チューンド! ディテールにまで拘ったメイキングに拍手!

色褪せぬ名車に最新のチューンドテクノロジーを詰め込む!

 

HKS GTS7040スーパーチャージャーで武装!

 

久々に登場する本格的チューンドスペックのSW20。販売終了からずいぶんと時間が経つが、今だに熱狂的ファンも多い車種だ。

 

その一番の特徴は、VVT-i採用の最終型(BEAMS)NAエンジンにHKSの遠心式スーパーチャージャーをインストールしたことだ。製作したのはトヨタ車チューンに強い「エルドオートサービス」。ブースト圧は最大で0.5キロとターボモデルより低いが、引き出されるパワーは約250psとピーク値は後期型のターボモデル、ブーストアップ仕様と同程度だから十分と言えるだろう。

 

 

ちなみに、HKSの遠心式スーパーチャージャーをおさらいしておくと、トラクションドライブとトルク感応式の増速機構の採用で、メカノイズはそれまでの製品に比べて少なく、コンパクトながら大風量の過給を可能としている。

 

また、基本的には排気系に手を加えずに装着ができるため装着コストが低減できるだけでなく、触媒をキャンセルする必要もない。エコで合法なチューニングが可能というわけだ。まさに新時代のチューニングに最適なツールなのである。

 

 

エンジンはターボのような急激な立ち上がりや加速ラグがないために、アクセルを踏んだぶん、そして回転数を上げたぶん車両が反応する感じで出力のコントロールも意のまま。直感的な操作にしっかりと挙動が連動してくれる。

 

 

純正タービンの3S-GTEは、低回転でモリッと伸びるが高回転は詰まり気味で伸びが極端に鈍るイメージだが、このNA改スーパーチャージャー仕様は同じ3Sエンジンとは思えないフィーリングを実現している。

 

エルドでは最新スペックのSW20用パーツも幅広く展開しているので、これからリメイクを考えているというオーナーはそのパーツ群まで要注目だ。(OPTION2 2014年8月号より)

 

取材協力:エルドオートサービス

 

装着されるスーパーチャージャーはHKSのGTS7040。エンジンルームの右側前方に本体がレイアウトされ、左側にはちょうどいいサイズだったというER34スカイライン純正のコアを流用したインタークーラーがセットされる。エキマニは、スーパーチャージャー装着前に製作されたワンオフ品のため、レイアウト確認用にもう一台ノーマル車両を用意して車両を製作。定番メニュー化を視野に入れながらテストを重ねていくという。

 

HKSの43φメーター(廃盤)を純正メーターパネルにビルトイン。さりげなく過給機チューンをアピールする。スピードメーターは純正輸出モデルとのことで260km/hスケール。

 

センターコンソールには、ナビ(オーディオ)に加えもう1枚モニターを設置、キャンプ2で各種情報を表示、簡易データロガーとしても活用されている。置き場のなくなったエアコンの操作パネルはグローブボックスに移設している。

 

風量切り替えスイッチのみドライバーの手の届く位置(メーターパネル左下)に設置するなど、細部まで工夫して作り込まれる。

 

まるで純正のようなルックスだが、実は片側約15mmワイドとなるエルドのFRP製のフェンダーキット。タイヤ&ホイールの選択肢が広がることで、走りの質が大きくアップする。参考までに、リヤフェンダーは叩き出し加工でワイド化されている。

 

最新のノウハウで減衰セッティングがなされ、ストリート〜スポーツ走行と幅広いステージに対応する全長調整式サスペンションキット。減衰力調整機能は25段で、ストリートでもしなやかで乗りやすいのが特徴だ。写真のイエローのパーツは、ナックル用の補強ブレイス。意外なほどの剛性感アップが体感できるサスチューンの補完アイテム。