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スイスポに負けない速さを求めてマーチニスモSにノートニスモSの1600ccエンジンを換装!

同形だからと気軽な気持ちでノートニスモSの1600ccを換装

 

オーナーアタックで岡山国際2分01秒915!

 

K13改マーチ・ニスモSを購入し、最初は楽しく遊びで走らせていたが、同じコンパクトのスイスポ(先代のNAモデル)にどうしても敵わない。

 

そこで、吸排気からはじまり、多くのチューニングを施しているうちに、サーキット専用マシンとの割り切りがついた。それならば…と思いついたチューニングプランが、マーチ・ニスモSと同系統のHRシリーズで、排気量がより大きいノート・ニスモSのエンジン換装。

 

 

もちろん、ノート・ニスモSに車両を入れ替えることも考えたが、車重やホイールベースを考えるとマーチの優位性は捨てがたい。そんな経緯で、エンジン換装にまで至ったというのがこのマーチ・ニスモSだ。

 

ちなみに、換装にあたっては同形式ということもあって比較的容易で、エンジンをほぼボルトオンで載せ換え、ECUを入れ替えれば完成する。

 

排気量に加え、圧縮比がアップすることでそのパフォーマンスが激変、楽しくサーキットを走れるマシンに仕上がっているという。

 

 

「ここまで割りきれるのも、車両価格も手ごろなコンパクトだからこそ。ナンバーを切って、サーキット仕様にするなんて現実的じゃないなんて人もいるでしょうけど、オモチャとしてイジりたおしたサーキット仕様の面白さは格別ですよ」とは、製作に協力したN-TECの工藤さんの言葉だ。


 

FREE BIRDS 福永さん

「わずか100ccと思うかもしれませんが、同時に圧縮比なども変更されるので、エンジン換装の恩恵はとても大きく、クルマは別ものに生まれ変わります。しかも、同じ系列のエンジン換装なので、ターボ化よりもチューニングプランとしては現実的なんですよね」

 

実はオーテックから30周年記念モデルとして限定30台で発売されたマーチボレロがこのパターンだった。1600ccのHR16エンジンは数種類あるが、ノート・ニスモSのものが最強。その他のモデルの腰下にマーチ・ニスモSのヘッドを合わせることも可能だが圧縮比が少し低くなるという。この車両はエンジン換装だけでなく、吸気系やスロットルかたエキゾーストまでしっかりとチューンされている。

 

サーキット仕様とわりきったこともあり、遊び心で製作したサイドマフラー。サーキットでの雰囲気も抜群でやる気を起こさせてくれる。

 

15インチのTE37にセットされるのはアドバンA050(215/55R15)。ブレーキは前後ともエゴイストキャリパーキット、サスペンションはN−TECのオリジナルパーツだ。

 

ミッションはマーチ用で、パワーアップした際に強度を求めるならノートニスモ用のマニュアルミッションの流用が可能。このクルマは、メンバーのブッシュ類を強化し、ショートストロークシフト(N-TEC製)を採用してフィールを高めている。

 

スタイルは「IMPULエアロダイナミクスシステム」FRバンパー、サイドステップ、ウイングのフルキット。冷却性能や空力機能を高めつつ個性を主張できる。