【東京オートサロン2019】1枚のイラストを元に存在しないクルマを再現! 関東工業自動車大学校×RED Memoryがコラボ!
公開日 : 2019/01/15 06:32 最終更新日 : 2019/01/15 17:22
製作期間は異例の半年間!
とてもJA22ジムニーベースとは思えない!
埼玉県にある整備学校、関東工業自動車大学校のブースに展示されていたのはなんとも奇抜なカタチのクルマ。それもそのはず、JAMCA(全国自動車大学校・整備専門学校協会)主催のイラストコンテスト受賞作品となった中学生が描いた1枚のイラストをベースに、実在しない1台のクルマを作り上げたというのだから!
この企画の発端にもなったのが、自動車系Youtuberとして業界随一の人気を誇るRED Memoryとのコラボ。彼のチャンネル動画で企画から製作中の様子まで様々な動画がアップされているけど、ありもしないクルマをイチから作るということでかなりの苦労があったもよう。
さすがにエンジンもシャーシもゼロから作るのは厳しすぎるということで、最初に選んだベース車両はラダーフレームを採用しているJA22型ジムニー。しかしデザインを再現するには全長も違うしエンジン搭載位置も異なるため、大胆にもフレームを中心でバッサリカット。フレームを前後逆に配置することでミッドシップレイアウトを実現したのだ。
さらに困難を極めたのが外装の再現。あくまで元になっているのが2Dのイラストということで、それを3Dに落とし込むにあたってCADは使わず、まずは1/10のモックアップモデルを製作。
それをベースにスチレンボードで作った原寸大ボディをモデルとおなじカタチにカットしていくことでFRP用の型を作り上げた。通常、オートサロンに出展するような学校製作のマシンってほぼ1年間かけて製作していくのが普通だけど、約半年で急ピッチにここまで作り上げたということにRED氏も感心しまくりな内容だった。
フロントは少ないスペースを効率的に使うためプッシュロッド式に変更!
コクピットもゼロから製作! ミラーレスをモニターで補っていて、シートはLtideに張り替えを依頼した。
エンジンはK6Aのままだけど、コアモノのレイアウトを車両に合わせて作り直していた。
ライトはR35用を流用。クチバシのような先端は本当はアクリルで透明にすることで、プッシュロッドが見えるように作りたかったとか。
製作中の動画はこちらから!
- CATEGORY : NEWS(ニュース) TUNING(チューニング) 注目イベント パフォーマンスアップ ドレスアップ CL
- TAG : 東京オートサロン2019
|
|