新型スープラ情報解禁! エンジンは3.0L直6と2.0L直4の二段構えだった!

公開日 : 2019/01/14 23:45 最終更新日 : 2019/01/16 17:28


A90の全容公開! グレード構成はJZA80型スープラを踏襲!

 

意外と直4ツインスクロールターボ搭載モデルが売れるかも

 

1月14日、ついにデトロイトショー2019で偽装が外され、市販モデルをアンヴェールさせたトヨタのA90型スープラ。それにともない、ついに情報解禁! 我々が知りたかったエンジンスペックやグレード構成などが明らかにされた。

 

 

まず、公開されたグレード構成と主要諸元から。

グレード名 RZ SZ-R SZ
排気量 2998cc 1998cc
エンジン 直列6気筒 直列4気筒
過給 ツインスクロールターボ
ミッション 8速スポーツAT
駆動 FR
最高出力 340ps/5000〜6500rpm 258ps/5000〜6500rpm 197ps/4500〜6500rpm
最大トルク 51.0kgm/1600〜4500rpm 40.8kgm/1550〜4400rpm 32.6kgm/1450〜4200rpm
0-100km/h 4.3秒 5.2秒 6.5秒
全長 4380mm(社内測定値)
全幅 1865mm(社内測定値)
全高 1295mm(社内測定値) 1290mm(社内測定値)
ホイールベース 2470mm
トレッド(F) 1594mm 1609mm
トレッド(R) 1589mm 1616mm

 

グレード名が懐かしいなぁと思いつつ、何より驚いたのはSZ-RとSZに用意された直4ターボエンジンだ。

 

このあたりは、独自に行なったスープラ開発責任者・多田さんとのインタビューの中に答えがあった。

編集部: スープラに直4エンジンって必要なのでしょうか? ちょっと違和感があります。
多田:スープラというスポーツカーの歴史を守る一方で、新しいチャレンジも必要です。多様化するユーザーニーズへの対応や、新世代FRスポーツを幅広いユーザーに乗っていただきたいという思いから直4も設定しました。さらに、この直4エンジンにはチューニングの異なる2つの仕様を設定しています。それぞれキャラクターがまるで異なるので、自分のカーライフスタイルにあった選び分けをしていただきたいと思っています。もちろん根幹的な部分(剛性面やディメンション等)は同一ですよ。

 

つまり、直4ターボ搭載は新時代への挑戦というわけだ。なお、SZ-RとSZの馬力差は「ブースト圧」と見て間違いない。重量面から考えても、チューニングで考えるなら直4モデルをあえて選択するという手もアリな気がする。

 

 

トップグレードに与えられる直6ターボユニットの最高出力は340ps。CPチューンは難しくないとの情報があり、ブーストアップで400psあたりを狙うのがチューニングの主流になるだろう。

 

 

また、エキゾーストは新しい騒音規制の影響でかなり音圧を絞る方向でチューニングされている。パワーを上げつつ、快音を奏でるアフターマフラーの登場に期待したい!

 

 

エクステリアは好みの問題だろうから言及はしないが、とにかく小さい。スープラのホイールベースは2470mm。86よりも100mm(86は2570mm)も短いのだ。

 

 

一方のトレッド幅は86よりも約50mmワイドの1589mm(RZグレード)。分かりやすいくらいのショートホイールベース&ワイドトレッド仕様なのである。

 

 

これはスポーツカーに求められるハンドリング性能を追求した結果であり、ホイールベース&トレッドの比率をトヨタが提唱する「走りの黄金比」の1.6以下に追いやるためとのこと。スープラは1.55を実現している。86よりも低い重心や、50:50の前後重量配分もその一環だ。

 

 

エクステリアでウェブオプ編集部が気になったのは、ボンネットとフェンダーのデザイン。これ、エアロチューナーたちは造形に相当苦労しそう…。

 

 

ホイールは、10本のスポークをブラックとダイヤモンドカットされた光沢のあるシルバーで塗り分けられた美しいデザイン。サスペンション形式はフロントがストラット式で、リヤがマルチリンク式となる。

 

 

8.8インチのTFTを軸に構築された機能美あふれるコクピットは、新時代のピュアスポーツに相応しい空間。シフトレバーはシフトバイワイヤ式で、サイドブレーキは電子式を採用する。大型フルカラーヘッドアップディスプレイの各種操作はシフトレバー横のロータリー式のセレクターで行う。全体的にBMWっぽい雰囲気だが、使い勝手はかなり考えられているし高級感もある。

 

 

ホールド性に優れたシートはスポーティ&エレガントな印象。ドアパネルに埋め込まれたスピーカー(トゥイーター)にはJBLのロゴが刻まれていた。

 

 

ハッチゲート奥のトランクスペースは必要最小限の印象。リヤスピーカーのマウント位置が独特だ。

 

 

近未来的なデザインとなるライティング類。ヘッドライトは好みが分かれそうだが、アフター製品で個性的なLEDヘッドライトがたくさん登場するだろう。

 

 

2シーターを活かしたタイトなキャビンと、ワイドトレッドからなるロングノーズショートデッキのスタイル。全長は4380mmと非常にコンパクトだ。先代モデル(A80型)の面影をどことなく感じるのは、デザイナーの妙技と言えよう。

 

 

発売時期や価格等はまだ公開されていないが、それも近いうちに判明するだろう。なにはともあれ、ついにヴェールを脱いだ期待のFRピュアスポーツ。

 

最後に、多田さんがインタビュー中に語った新型スープラへの想いを書き記しておこう。

 

多田:新時代のスープラを開発するにあたって、ボクは走る楽しさを極めたピュアスポーツカーを追求しました。数値だけを追いかけるのではなく、いかにドライバーとクルマが一体となって運転する楽しさを感じられるか、という感性性能を重視したつもりです。新しい時代のピュアスポーツカーと過ごすカーライフを楽しんでほしいですね。