【東京オートサロン名車図鑑】ベースを感じさせないクオリティに感動! MR-Sベースの超絶カスタムコンプリート【SHORIN GT CRYSTALIA】
公開日 : 2019/01/08 10:11 最終更新日 : 2019/01/08 10:11
from TOKYO AUTO SALON 2006
近未来的フォルムに大変身した超カスタマイズMR-S!
まずはデザインありきでベースマシンを選定
東京オートサロン2006に登場し、SHORINの名を全国に知らしめるキッカケにもなった1台がこれだ。
コンセプトはファーストインパクト。パッとみたときに誰もがカッコいいと思えるスタイリッシュなデザイン。そんなマシンを作り上げるため、デザインやモデリングのプロフェッショナルが集結。約6ヵ月の制作期間を経て完成までこぎ着けた。
その名は「SHORIN GT クリスタリア」。歌舞伎役者をイメージしたというLEDデイライトやボリューム感タップリのリヤまわり、そして大きくえぐれたフェンダーダクトなど、どこをみても独創的。ひと目みて、これがMR-Sベースと気が付く人はそうそういないはず。
それほど大胆モディファイされているにも関わらず、それぞれのパートの調和が絶妙で違和感は全くなし。新しい海外のスーパーカーと言われても納得しちゃうほど、完成度の高いスタイルに仕上げられている。
その秘密はデザインありきで作られたフォルム。まずはラフスケッチを描き上げ、それに合わせてベース車を選定している。つまり、MR-Sという枠にとらわれずデザインしているから、カタにハマらない近未来的なスタイルを構築できたというわけ。
もちろん、これだけ拘りをもって作り込まれたのは、ボディキットとしてのコンプリート販売を想定したからに他ならない。最終的に68万円(ライト類は別売)というプライスダグが掲げられたが、クオリティと情熱を考えると決して高いとは言えないだろう。
取材協力:ショーリン
PHOTO:Katsuyoshi KOBAYASHI
ナイトライダー風に仕組まれたLEDのデイライトが近未来的なイメージを演出。その下にはIPF製のHIDヘッドライトが組み込まれ、存在感をアピールしている。
巨大な開口部を持つリヤフェンダーは、片側60mmワイド。後方にボリュームを持たせることで、スポーツカーらしさを強調している。ちなみにMR-Sをベース車に選んだのは、ウインドの角度がシャープだからとか。
スリットダクト付きのエンジンフードパネルによりエンジンルームの熱を排出。リヤスポイラーも空力を意識したデザインとなている。トノカバーはオプション設定となる。
LEDテールランプでスタイリッシュにキマったリヤまわり。“SHORIN”のロゴが入った中央部は網目状になっていて、こちらからも放熱できる仕組み。
ホイールはワーク・マイスターS1をセット。リヤには10J×18+22という極太サイズを履き、さらに35mmワイドスペーサーをカマせても余裕あり。
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