匠のワザと先進技術で目指すはモーター駆動の200キロ巡航! 遊び心満点の2000GT・EV仕様

公開日 : 2018/12/22 06:52 最終更新日 : 2018/12/22 06:52

トヨタ関連会社で働く有志たちの合作!

 

現行車の足まわり流用やオーディオカスタムも!

 

オートサロン開催間近!というわけで、今回は過去の東京オートサロン(2012)に出展され、大きな話題を呼んだネオ旧車を紹介しよう。

 

今改めて見てもその先進性とクオリティは凄まじいレベル。唯一無二のトヨタ2000GT改「電気自動車仕様」。この強烈な1台を手がけたのはメーカー側の人間たちだ。具体的には、トヨタ関連会社などで働く有志たちが立ち上げた同好会による作品。つまり、製造のプロたちが知恵を出し合って製作したカスタムカーなのである。

 

2人で乗れて200キロを出せるソーラーカーの製作を目指す『クレイジーカープロジェクト』として2000GTの不動ボディを徹底レストア。同時にソーラーパネル&モーターやバッテリーの搭載などを行いながら完全EV仕様を目指したという。

 

キレイなのは外装だけではなくインテリアも現代風にアレンジしている点も注目。リヤハッチ内にはオーディオ&スピーカーなどが搭載され、アクセル開度などに応じて音が変わる『HALO SONIC』という疑似走行音発生システムも装備! 

 

クルマの製造に携わるクルマ好きたちが作った夢も遊び心もギッシリ詰まった1台。EVにもこういう尖ったスペックの市販車が登場してくれれば、カーカルチャーに新しい何かが見つかる気がしてならない。

 

インテリアはアルカンターラやバイオ素材を使ってリフォーム。本家ではヤマハのピアノ職人が手作りで製作したというウッド製インパネ部分は、芸術品つながりで、加賀漆の職人さんに塗ってもらったという。重量バランスなども考慮しフロア下部を作り直してスペースを確保。そこにバッテリーを搭載している。

 

ボディのレストアは、センチュリーを製造(手作り)しているエンジニアを中心とするメンバーが担当。ボンネットには発電用の太陽光パネルを装着。モーターはレクサスのフラッグシップモデルLSハイブリッド用を使用。

 

リヤガラスには透過型の太陽光パネルを使用している。バックモニターの画像をミラーに表示できるようになっているが、肉眼でも視認可能だ。ただし、ソーラーパネルは充電のアシストに使われるもので、ソーラーカーといえる車両ではない。

 

高速走行には足まわりのポテンシャルアップも必須!ということで、スポーツタイプの現行車(レクサスっぽかった)の足まわりを移植。ビッグキャリパー&ローターや、ボルクレーシングTE37SLを装着している。