【Gloss Factory SILVIA(S14)】大技小技の連発! 絶妙なバランス感覚で仕上げられた脱定番シルビア!

カスタムペイントとワンオフ加工で超個性派ストリートマシンに仕上げる

 

オーナーの努力が愛車に個性を与える

 

「ド派手にはしたくないけど、ドレスアップイベントに出たときにはしっかりと目立ちたい。でも、街乗りで支障が出るほどの極低車高は困る…」。オーナーから出された数々の条件をクリアしつつ、オンリーワンの個性を追求してグロスファクトリーが製作したのがこのS14。

 

 

第一印象を決定づけるエクステリアは、オリジナル加工を加えた326パワー製エアロを装着してワイドボディ化も実施。

 

ボディカラーは、オーナーの年齢も考慮して控えめのシルバーを選択したというが…?? そのボディにはボンネットとトランクにグラインダータトゥーを導入して輝きをプラス。

 

さらに、作り込みはエンジンルーム、インテリア、トランクなど隅々にまで行き届いていて、カラーコーディネイトやオーディオインストールなど、どこをとってもスキなしの完成度の高いマシンに仕上がっている。

 

 

ちなみに、もともとはクルマに関する知識がほとんどなかったというオーナーには、自分でできそうな部分の作業方法を上島さんがレクチャー。各部の磨き方からスタートし、今ではスワロデコレーションや自作LEDイルミネーションもお手の物。オーナーの世界観を自ら反映させながらカスタマイズを行っているという。

 

なお、ここまで仕上げてもまだまだオーナーのやりたいことは残っているそうだから、その進化に期待したい。

 

取材協力:グロスファクトリー

 

ボディ色のシルバーはファーストコートのパールシルバーにホワイトを調合することで、光の屈折による発色効果を強調。その上にゴールドパールを重ね、さらに粒子の細かいフレークも多めに配合することで、きらびやかさを出している。ボンネットとトランクには鉄板の素地を活かしたグラインダー加工を施し、明確な個性を主張。その一方で各パネルの縁にはボディ同色のグラデーションを入れるなど、個性的ではあるが奇抜にはならないように、絶妙にバランスが調整されている。

 

レンズカットがないD-MAXのクリアヘッドライトをベースに熱を加えて造形したアクリルパーツを仕込んでLEDでライトアップ。LED特有の粒感を抑え、ネオンのような妖艶な発光を狙っているのがポイント。

 

ダクトネットは、編み目の大きさによって、その奥にセットされているLEDの光の届き方に変化が出てくるため開口面積に応じて使い分けられている。また、エアロのキャラクターラインを細かく塗り分けたり、スワロフスキーを用いたりすることで程よいアクセント効果を得ている。

 

326パワー製のリヤバンパーは、マフラー出口部分を塞いでマフラーレス風にアレンジ。LED化したRX-8純正リヤフォグも埋め込んでいる。ちなみにマフラーはバンパー内で下向きに排気するレイアウトだ。

 

叩き出しによって滑らかな曲面を手に入れたリヤフェンダーは、片側50mmワイド化。さらに「純正のままだとリヤが下がって見える」ということで、フロントのフェンダーアーチに合わせて若干切り上げている。ホイールはインセットが自由に選べる2ピースのワークグノーシスHS203だ。

 

トランクルーム内にはボックスを製作した上で2発のウーハーをインストール。FRPで造形を行い外装と同じシルバーでペイントしている。なお、アンプも含めオーディオはインパクトのあるルックスがお気に入りだと言うイメージダイナミックス製で統一。

 

天井やダッシュボードはレッドのレザーに張り替え、パネル類はシボを削り落としてツルツルにしたうえでシルバーにペイント。また、中央のエアコン吹き出し口はFRPで造形し、追加メーターパネルへとアレンジしている。シフトブーツやサイドブレーキブーツはオーナーがわざわざミシンを購入して手作りした渾身の力作とのこと。

 

シートベルトホールもスワロフスキー&LEDでデコレート。フロアマットにもLED搭載の自作プレートが装着されている。なお、各部に散りばめられているスワロフスキーはオーナーが地道にDIYで貼り付けたものだという。

 

エンジンルームもあくまでも美しさ重視。パイピングやラジエターにはポリッシュ加工が施され、純正サージタンクもオーナーが磨き上げてここまでピカピカに! ヘッドカバーやラジエターシュラウドもキャンディレッドにペイントされている。