【HKS-TF SKYLINE GT-R(BNR34)】0-180km/hを9秒台で駆け抜けるR34GT-R VスペックIIニュルベースのストリートチューンド! | web option(ウェブ オプション)

【HKS-TF SKYLINE GT-R(BNR34)】0-180km/hを9秒台で駆け抜けるR34GT-R VスペックIIニュルベースのストリートチューンド!

0→180km/h加速時間:9.61秒

 

●0-1000m ACCELERATION DATA

0→100m加速:5.41秒/119.36km/h

0→200m加速:7.95秒/157.65km/h

0→400m加速:11.89秒/204.01km/h

0→500m加速:13.61秒/215.59km/h

0→700m加速:16.77秒/238.77km/h

0→1000m加速:21.08秒/261.56km/h


ニッパチ、Vカム、TO4Z! 第2世代GT-R絶対的パワーチューニングの戦闘力

 

レースに勝つために専用設計されたRB26DETTエンジンに、画期的な電子制御トルクスプリット4WDシステムのアテーサE-TSを組み合わせた第2世代GT-R。その集大成として2002年にリリースされたのが、1000台限定のR34GT-R VスペックIIニュル。専用色のミレニアムジェイドメタリックのボディに収まるのは、パーツを高精度で組み込みメタルタービンを採用したN1仕様エンジン。そのポテンシャルを裏付けるように、スピードメーターも300キロフルスケールが純正で与えられていた。

 

 

そんなプレミアムもののマシンをベースに、HKSテクニカルファクトリーがファインチューンを施したのがこのマシン。オーナーの好みに合わせてハイウェイクルージングでの5→6速のパワーのつながりに主軸を置いたストリート仕様だ。

 

「正真正銘のストリート仕様で、チューニングはもちろんですが、実はオールペンや新品内装による仕上げの美しさがウリですよ(笑)」とは、HKSテクニカルファクトリーの菊池さん。

 

それでも、3.7のロングファイナルでのゼロヨン11秒台、1000m地点での終速が260キロオーバーはかなりの実力と言える。

 

 

エンジンはHKSのステップ2キットを組み込んだボア87φ×ストローク77.7mmの2.8L仕様、ヘッドには可変バルタイのVカムシステム(ステップPro)も装着。RB26の弱点である低速トルクを補いながら、高作用角ハイリフトなカムでさらなる高回転の伸びも獲得している。

 

 

そんなエンジンに組み合わせているのは、ビッグシングル仕様の定番タービンだったTO4Z。F-CON Vプロによるエアフロレス制御で、最大ブースト圧1.7キロ設定で約570psを獲得している。この数値は夏場のダイナパック計測なので、一般的には650psオーバークラスのパワーと考えれば間違いないだろう。

 

 

現状は内外装のレストアとパワー系のチューニングが済んだ段階で、今後はサーキット走行も楽しめるように足まわりなどを見直していく。その結果次第では、タービンを後継のGTIII-5Rに変更する可能性もあるというので、さらなる進化に期待したい。

 

取材協力:HKSテクニカルファクトリー

 

 

フロントバンパーとアンダーパネル、エアアウトレット付き15mmワイドフロントフェンダーはニスモのZチューン用を装着。ミレニアムジェイドメタリックの外装色も、オーナーのこだわりですべて塗り直したものだ。

 

ボンネットを開けるのが快感になりそうな美しいエンジンルーム。腰下はHKSの2.8Lキットステップ2で排気量アップし、ヘッドはインテークにVカムプロを装着。タービンはTO4Zのビッグシングル仕様だ。

 

インテークサクションは、輪切りパイプ溶接でワンオフされた100φチタン製。燃料制御はエアフロレスのDジェトロ方式で、エンジンマネージメントはF-CON Vプロ。ブーストはEVC6でコントロール。

 

前後10.5JのアドバンレーシングGTに組み合わせているのは265/35R18サイズのアドバンネオバ。フロント6ポット&リヤ4ポットのブレンボはオーナーが所有する別のクルマからのお下がりとか。

 

オーナーのこだわりで内装類をすべて新品に交換。純正オーディオも完璧に作動する。スポーツドライビング時のホールド性を考慮してシートはレカロのフルバケRS-Gに変更されている。

 

 

HKSテクニカルファクトリー 菊池さん

「“ニッパチ、Vカム、TO4Z”仕様は絶対的な定番仕様ですが、オーナーのこだわりで細かい部分まで徹底的にこだわったエンジンルームや、純正色でのオールペン、新品パーツでリニューアルしたインテリアなど新車のような仕上がりのニュルです。もう一本あればブースト圧を上げようかとも思いましたが、時間切れで断念。オーナーのOKが出れば、もう少し攻めたセッティングでポテンシャルを100%発揮したいですね」

 

スペック

エンジン:RB26DETT改(設定ブースト圧1.7キロ) HKS 2.8Lキット(鍛造ピストン、H断面コンロッド、ロングストローククランク)、V-CAM Pro(IN264度/EX264度)、TO4Zタービン、F-CON Vプロ、燃料ポンプ、EVC6、Rタイプインタークーラー、Sタイプオイルクーラー/ARC マフラー/サード 850ccインジェクター/アルミラジエター

ドライブトレイン:HKS LAツインクラッチ

フットワーク:オーリンズ 車高調

ブレーキ:ブレンボ 6ポットキャリパー+355㎜ローター(F)、4ポットキャリパー+355㎜ローター(R)

ホイール:アドバンGT(10J×18 +15)

タイヤ:アドバンネオバ(265/35R18)

インテリア:レカロRS-G

エクステリア:ニスモ フロントバンパー、フロントフェンダー、サイドステップ/マインズ カーボンメインウイング