NISSAN FAIRLADY Z【Z34】ノーマルの性能を数値化! ゼロスタートからスピードリミッター作動までの時間&距離を計測してみた!

公開日 : 2018/12/09 08:14 最終更新日 : 2018/12/09 08:14


ゼロスタートによるフル加速をリミッター到達まで計測、到達距離/時間や各ポイントでの数値をGPS式データロガーで引き出して、メーカー公表スペックからは読み取れない性能を明らかにしていく禁断のテストを実施。ステージは高速周回路、アタックドライバーは飯田章。あいにく当日はテスト直前まで雨が残り路面コンディションに変化があったため、あくまで参考数値となる。


NISSAN FAIRLADY Z【Z34】

テスト車両グレード:NISMO/6MT(562万2800円)

 

0→180km/h加速時間:17秒4

リミッター作動速度:215.08km/h

※ハーフウェットのため参考値

 

0→  50km/h加速:2.98秒/18.91m

0→100km/h加速:6.55秒/94.33m

0→150km/h加速:12.17秒/289.86m

0→180km/h加速:17.4秒/529.65m

 

 

355psのNISMOモデルはゼロリフトの空力で踏めるクルマに!!

 

現行モデルのフェアレディZの象徴的な部分は、さらなるスポーツ性能の向上を理由に先代に対してボディをダウンサイジングしたことにある。ホイールベースを100mmも短縮したのは、コーナリングパフォーマンスを高めるため。従来のグランドツーリング路線から、曲がる楽しさを追求したモデルへと変貌を遂げているのだ。

 

プラットフォームはCV36型スカイラインクーペをベースとしているが、ボディ後部は完全に専用設計。エンジンはスカイラインクーペと共通の3.7L V6を搭載している。

 

パワートレインはトランスミッションにMTとATの違いこそあるものの、通常モデルは全車共通。標準車の出力は336㎰だ。しかし今回のテスト車両である「NISMO」は専用チューンを施した355㎰のエンジンを搭載。同グレードはゼロリフトを実現する専用のエアロパーツ、アルカンターラを使った専用のインテリア、ブレースの追加などで剛性を高めた車体とより旋回性を高めた専用サスペンションを組み込む。

 

 

スロットルバルブではなく、吸気バルブの作動角とリフト量を断続的に変化させることで出力をコントロールする「VVEL」を採用。吸気抵抗を低減し、空気吸入の応答性を引き上げている。ECUを変更した「NISMO」用エンジンは高回転の伸びと出力が向上している。

 

「NISMO」のホイールはワイドリムのレイズ製鍛造。タイヤ銘柄はポテンザRE-11。ブレーキキャリパーはアケボノ製で、ニスモ専用の高剛性ブレーキホースや高性能ブレーキフルードも組みあわせている。

 

MTには「シンクロレブコントロール機能」が備わる。これはシフトダウン時の回転あわせをクルマが勝手に行ってくれるもので、いわば自動「ヒール&トゥ」装置だ。VSCキャンセルスイッチは、走行中の操作性に配慮し通常の日産車よりも押しやすい位置にレイアウト。

 

スポーツカーらしくタコメーターを中心にレイアウト。タコメーター内にシフトアップインジケーターも組み込まれる。ニスモのメーターはレッドを差し色にし、速度計を280キロまで刻んだ専用設計。

 

 

【主要諸元】

車両型式 CBA-Z34
駆動方式 FR
   
エンジン型式 VQ37VHR(V型6気筒DOHC)
過給機
総排気量 3696cc
内径×行程  95.5mm×86.0mm
圧縮比 11
最高出力 355ps/7400rpm
最大トルク 38.1kgm/5200rpm
パワーウェイトレシオ 4.3kg/ps
燃料供給装置形式 ニッサンEGI(ECCS)電子制御燃料噴射装置
使用燃料 無鉛プレミアムガソリン
燃料タンク容量 72L
燃料消費率 9.1km/L(JC08モード)
   
トランスミッション 6MT
変速比 1〜6速(後退) 3.794/2.324/1.624/1.271/1.000/0.794 (3.446)
減速比 3.692
タイヤ F:245/40R19・R:285/35R19
ブレーキシステム 油圧式ベンチレーテッドディスク
サスペンション F:ダブルウィッシュボーン R:マルチリンク
   
全長×全幅×全高 4330mm×1870mm×1315mm
ホイールベース(mm) 2550mm
最小回転半径 5.2m
車両重量 1540kg
前後重量配分F:R 850kg:690kg
乗車定員 2名