【みんなのシャコタンLIFE】日常生活で愛車を壊さない!!  車高短ドラテク基本編

ローダウン車特有のドライビングテクニックを覚えよう!

 

地を這うような車高でアイポイントが低くなると、街中を軽く流しているだけでもレーシーな気分を味わえる。しかし! ボケ~っと運転するのはご法度。出先での駐車場への出入庫や、道路の舗装工事現場を通過する時の段差などでエアロパーツやオイルパンを壊してしまうケースも多くある。そんなことにならないよう、シャコタンマシンの街乗りドラテクを身に付けるべし!


CASE.1

路面の沈下で突出したマンホールは“避ける”か“踏む”かを徹底!

 

国道や市道、小道などを問わず、路面より数cm程度飛び出しているマンホールを見たことがあるだろう。一般車にとってはなんでもない程度の段差(突起)でも、シャコタンマシンにとっては大きな障害物となる。

 

マンホールを跨ごうとすれば、ほぼ間違いなくフロントバンパーやフロントリップにヒット! それがFRPやカーボン製のエアロであればバラバラに砕け散ってしまうハズだ。そしてオイルパンにヒットすればエンジンオイルがダダ漏れとなって走行不能に。車種によってはデフケースを割ってしまったなんてケースもあるくらいだ。

 

そんなことにならないように、突起したマンホールは完全に避けて通るのがベスト。しかしそれが出来ない交通状況や、タイミング的に間に合わないような場合は、マンホールを踏むラインを走るのがベターな走法となるのだ。

 

段差を見つけたとき慌ててブレーキを踏むのも御法度、フロントが下がるとエアロをヒットする確率が高まってしまうからね。


CASE.2

GSやコンビニの駐車場などへは“斜め進入”でアプローチするべし!

 

一般道路からガソリンスタンドやコンビニの駐車場等へ入っていく場合、店舗によってはシャコタンマシンに優しくない段差が存在している。そういう駐車場は避けるにかぎるが、そうもいかない場合もある。

 

そんな時にはまず、直角に近い角度で入ろうとしないこと。間違いなくフロントバンパー&リップを破損させてしまう。この場合は、可能な限りユックリと鈍角にアプローチするのが正解。

 

その中でも最も丁寧なアプローチは、まず左のフロントタイヤを歩道に乗せてスポイラー最下部の地上高を稼いでおき、次に左リヤ、右フロント、右リヤの順で上がっていくのがベストとなる。そこまで鈍角にアプローチできない場合は「左フロント、右フロント、左リヤ、右リヤ」の順となるが“ユックリ1輪1輪”という気持ちで挑んで(!?)みてほしい!

 

また、LSDの入っていない2輪駆動車は駆動輪の片側が浮かないように注意。『亀になる』なんて言われるけど、タイヤが空転して動けなくなってしまう場合がアルからね。


CASE.3

駐車場に入れても気を抜くな! “輪止クラッシュ”に警戒せよ

 

マンホールをかわし、歩道との段差もどうにか避けてようやく着いた駐車場。しかし、まだまだワナが待ち構えているので注意が必要だ。

 

とくにシャコタンマシン初心者がやってしまいがちなのが“輪止”にマフラーやエアロをぶつけてしまうケース。輪止の高さは10cm程度から、高いものでは15cmなんていう輪止も存在する。

 

そこにノーマル車の感覚でバックしていくと…。マフラーのサイレンサーが傷つく程度ならまだカワイイほうで、勢い次第ではマフラーを折損したり、パイプの取り回し次第ではエキマニまで被害が及ぶことも。そして自慢のエアロパーツにも傷が付いたり割れてしまったりと悲惨状況が待っている。

 

ナリは小さいが、固定障壁である輪止を甘く見てはいけない。それなりの車両感覚が身につくまでは、一旦クルマから降りて輪止との距離を目視で確認するくらい慎重に駐車しよう!


CASE.3

シャコタン泣かせの“踏切り横断”は結構リスキー!

 

フラットな踏切りなら問題ないが、踏切りによっては線路までのアプローチが登り坂になっていて、線路が頂点となり、上り線下り線の中間が窪んでいるなんてケースがある。それだけじゃなく、また線路部で高くなってから下り坂になるなど『M字型』となっているから厄介だ。

 

このようなシチュエーションは、まるでクロカン車が悪路走行しているような状態。「アプローチアングル」を気にするだけでなく、サイドステップの接触が気になる「ランプブレークオーバーアングル」や、リヤバンパーやマフラーの損傷が懸念される「デパーチャーアングル」といった、全方位に注意が必要な走行を強いられる。

 

シャコタン上級者はステアリングを左右に切って、クリアしていくこともあるが、最悪では亀の子状態となり、踏切り内で立ち往生してしまうことも想定される。

 

よって無理は禁物。知らない土地ではじめて遭遇する踏切りには警戒し、渡る前に危険を感じたら迂回するのが得策だ。

 


通れない“かもしれない”道には入って行かないという選択!

 

クルマ好きならば保安基準が「最低地上高は9cm(90mm)」ってことを聞いたことがあるだろう。これは公道上にあるデコボコや段差など、常識的に考えられるアンジュレーションがあったとしても安全に走れることを前提とした数値だ。

 

シャコタンにすれば見た目はカッコイイけど、極端に車高が下がっているとクルマを壊しかねないし、割れたエアロや路面に引っ掛けてマフラーが脱落すれば、他人を巻き込んでの大事故になってしまう。というわけで、自分のためにもまわりの人のためにも、通れそうにないところを無理して通り抜けようとはしないように。