【STREET TRIBE】真夏の夜に開催される一夜限りのシークレット・ドラッグトーナメントに潜入!【北陸/某ゼロヨンスポット since 2016】

本物のチューンドたちが頂点を目指す公道パワーバトル!

 

 

新旧マシンが入り乱れる走り屋たちのワンダーランド

 

毎年真夏のある深夜に、チューニングカー乗りが集まって繰り広げられる某所のストリートバトル。ここでは毎年チューニングカー最速を決めるトーナメント戦が開催されるのだ。

 

 

今年の開催のウワサを聞きつけ、とある海岸線沿いの工業地帯に出向いたストリート取材班。会場となる某所周辺には、辺り一帯にチューニングカーの香りともいえるあやしい排気臭が漂い、驚くほどチューニングカー密度が高い。いや、正確に言うと普段はほとんど人口密度のない深夜の工業地帯だけに、我々同様ウワサを聞きつけたギャラリーたちが、対戦の行われる場所を探して彷徨っているということのようだ。だから、すれ違うクルマのほとんどがチューニングカーなのだ。

 

 

会場に辿り着くと、エントリーを待つ車両の一軍が待ち構えていた。車種はさまざまで、最新のR35GT-RやRB26搭載の第二世代GT-R、ランエボやインプレッサ、スープラやツアラーVなどの定番ターボ車勢たちが豪快なエキゾーストノートを響かせる。さらにMR2やRX-7、歴代フェアレディZなど、多くのスタイルのチューンドが集まっている。

 

共通しているのは、そこに集まるチューニングカーたちは単なるドレスアップマシンではなく、バトル上等のパワーチューンが施されているファイターということだ。

 

 

1台のクルマがスタートラインについてバーンナウトを開始。その儀式を合図に、パワー自慢のマシンたちが列を作り、存在しないスターテインググリッドにつく。スターターによる手信号、ストリートスタイルのドラッグレースの幕開けだ。

 

ちなみに、会場には軽快な音楽がBGMとして流され、スターターにはギャルも混ざっている。他で見るストリートドラッグ会場とは全く異なった明るさや艶やかさがあるのは、このステージならではのものだろう。

 

 

この日バトルを目的に集まった車両は50台前後、ギャラリーはその倍ほどだろうか? 各車がエントリーの受け付けを行う姿を見るとココがストリートであることを忘れてしまう。

 

その最速決定戦ともいえるストリートバトルの結果は? と言いたいところだが、この日は諸事情によりトーナメント戦はお流れ。

 

 

しかし、最速を目指して多種多様なチューニングカーが全開で並走していく姿は、まるで演出されたカーアクションムービーのワンシーンでも見ているかのように印象深いものだった。ジャパニーズ・ワイルドスピードの世界はまだまだ健在だ。(SINCE 2016)