【ASLAN INTEGRA TYPE R】ドライバースキルを高めるために仕上げられた走行会仕様のDC5!

年中走り込めるタフネスな作り込みがドライバーのスキルを磨く

 

 

3年間ノントラブル!

 

このDC5はサーキットにターゲットを絞った1台。その本気度は細部まで徹底的に肉抜きした軽量化や、ボディ剛性を高めるピラー留めロールケージからも伝わってくるが、驚くことにエンジン本体は排気系チューニングのみのノーマルだ。

 

 

これは、冬はタイムアタック、夏はレースといった具合に、1年中サーキット走行を楽しむオーナーのスタイルを配慮したもの。ノウハウが豊富なK20Aエンジンのポテンシャルをチューニングで高めることは簡単だが、連続周回するレースを繰り返せばライフは短くなり、トラブル不安もつきまとう。そこで、ノーマルエンジンのまま、フットワークを軸として速さの引き出しを図ってきたわけだ。

 

 

もちろん、排気チューンのみではポテンシャルでリカバリーできる範囲も狭いため、わずかなドライビングミスでもタイムダウンへと直結。つまり、必然的にタイムアップへ欠かせないドライビングスキルが磨かれると言う。

 

 

走行シーズンに応じたクーリング性能の変更以外は、定期的なオイル交換とメンテナンスのみで、3年に渡りノントラブルというタフネスさ。これぞ、ベースポテンシャルの高いホンダ車の特徴をうまく活かした、匠のセットアップと言えるだろう。

 

取材協力:アスラン

 

排気量アップやハイカムなどポテンシャルアップの手段は多数確立されているが、走り込んだ際の耐久性を第一に考えて排気チューンのみとした K20A。タイムアタックへ専念する冬はラジエターをノーマルに戻して軽量化と温度管理を図る徹底ぶり。

 

車重はFRPリヤゲートなども駆使して1050㎏にシェイプアップ。アタックオンリーなら開口部補強のみでロールケージレスとする選択肢もあるが、周回レースも楽しむためサイドバーを備えたピラー留めロールケージを安全確保の観点で投入する。

 

安定した速さをキープするには、安定したフットワーク性能が重要。ブレーキに関しても同様の考えで、連続周回してもタレずに安定した性能が発揮できる信頼性高さを重視して厳選してきた。

 

スペック

■エンジン:K20A改 アスラン 70φマフラー/トラストeマネージ/スプーン ラジエター

■ドライブトレイン:ATS カーボンクラッチ、1ウェイLSD/5.3ファイナルギヤ/is用2速ギヤ

■サスペンション:アスラン スピリットベース車高調/スウィフトスプリング(F22kg/mm) ベステックススプリング(R24kg/mm)

■ブレーキ:エンドレス チビ6キャリパー、CC38パッド(F)、CC-Rgパッド(R)

■ホイール:アドバンレーシングRZII(F10J×18 R8J×17)

■タイヤ:アドバンA050(F265/35-18 R225/45-17)

■インテリア:クロモリ6点式ロールケージ/開口部スポット増し/レカロ バケットシート/タカタ シートベルト

■エクステリア:イングス フルエアロ