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【FUJITA ENGINEERING RX-7】西を代表するロータリーチューナーが手がけたFD3Sオールラウンダー

匠のポートチューンとタービン選択で場所を選ばない速さを手にする

 

 

ギャレットGTX3584RSタービンでオーバー500ps!

 

毎日の通勤からサスペンション開発のための峠走行や、サーキットテストなど幅広く活躍しているのがフジタエンジニアリング代表・藤田さんの愛車となるFD3Sだ。変えているのはダンパーの硬さぐらいでほぼ毎日乗っているというほど普段使いも苦にならないセットアップでありながら峠を攻めて楽しめる高いポテンシャルを備える。

 

 

エンジンはスペックファイブと呼ばれるポート加工が施され、ギャレットのGTX3584RSタービンによって1.2キロのブーストから500psプラスαの出力を発生させる。藤田さんが好むTO4Sのボールベアリングタービンでは500psが限界。その上をいくサイズとして現在セレクトしたのがこのタービンなのだ。

 

ただし、TO4Sが4500rpmでフルブーストに達するのに対し、GTX3584RSは4800rpmとじゃっかん高回転型になる。それでもパワフルさを選ぶとこちらになるという。

 

 

重要なリヤタイヤは、オリジナルのワイドフェンダーを投入した上で315サイズのアドバンA052を装着。よりリヤのトラクション性能を稼いでパワフルなエンジンに対応させるセットアップだ。このバランスの絶妙さが、コーナーの立ち上がりでよりアクセルを多く全開にできるポイントなのである。

 

取材協力:フジタエンジニアリング

 

スペック

■エンジン:13B-REW改(500ps/56kgm)FEED スペックファイブポート加工、50Φエキマニ、インタークーラー、アルミトリプルターンラジエター/ギャレットGTX3584RSタービン/HKSウエストゲート、F-CON Ⅴプロ3.24

■ドライブトレイン:エクセディ コンペRツインプレートクラッチ/FEED 魔王スペックLSD

■サスペンション:FEED Pro09魔王スペックサスペンション(F18kg/mm R20kg/mm)

■ホイール:アドバンレーシングGT(F11J×18 R12J×18)

■タイヤ:アドバンA052(F295/35-18 R315/30-18)

■インテリア:ブリッド 魔王スペックバケットシート/FEED 開口部スポット増し

■エクステリア:アフラックス フルエアロ、フロントバンパーVer2タイプR、カーボンサイドステップ、カーボンリヤハッチ、25mmワイドボディ

 

ポート加工が施されて500psオーバーを発生させるGTX3584RSタービンを装着。ピーキーになるように想像されるが実際には普段使いでも苦にならないほどのトルクが出て乗りづらさを感じることはないという。

 

25㎜ワイド化されたフェンダーにはアドバンレーシングGTの11Jと12Jが収められる。そして、FEED Pro09魔王スペックのサスペンションは、バンプ側よりもリバンプ側の減衰を高めに設定。乗り心地を落とすことなく路面との追従性と295&315サイズのタイヤ性能を引き出している。

 

ブリッドの魔王スペックバケットに変更されるぐらいでオリジナルの状態を保つインテリア。開口部分をスポット増ししたくらいでボディ側の補強も少ない。それでいて車両のポテンシャルは相当高い。

 

 

フジタエンジニアリング 藤田さん

「開口部にスポットを入れているくらいで特別な補強はしていないですし、誰にでも手に入れられるスペックの車両ですよ。プライベートでコンビニも行きますし峠に走りにも行く。それでいてサス開発なんかにも使いますけどね」

 

 

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