【G FORCE CP9A】2.2L+Vカムでワイドなパワーバンドとビッグトルクを手にしたランエボ6

Vカム搭載によるワイドなパワーバンドを誇るビッグトルクの2.2Lハイブースト仕様

 

 

プロショップならではの技が随所に光る!

 

マニア垂涎のミントコンディションを維持しているトミマキ限定カラーは、オーナーが新車から大切に乗り続けているもの。パッと見ノーマル風な外観とは裏腹に、ボンネット内にはフルチューンの4G63が収められている。

 

ブーストアップからスタートしたチューニングは、その後2.2Lのノーマルタービン仕様となり、さらにHKSのGTIIタービンへとステップアップ。そして、さらなるパワーを求めて導入することになったのが、現在のボルグワーナーEFR7670タービン。1.9キロのハイブースト設定で叩き出す568psの強力なパワーはもちろんだが、低速域からシャープに立ち上がるトルク特性も大きな魅力だ。

 

2.2Lの排気量アップキットは、コストパフォーマンスの高さで東名パワード製を選択。かつては耐久性を考慮して500ps以上を狙うなら2.2Lというのが4G63の常識だったが、近年は構成パーツの強度も向上したため2.3Lも選択肢としてはアリ。傾向としては富士や鈴鹿のような高速コースなら高回転型の2.2L、筑波やワインディングがメインならトルク型の2.3Lと考えておけばいいだろう。

 

また、ワイドなパワーバンドの実現でポイントになっているのが、インテーク側に装着しているHKSのVカムPro。やはり可変バルタイシステムの効果は高く、絶版になっているのが惜しまれるパーツだ。

 

そのほかにもCT9A用のHKSスーパーターボマフラー流用や米国フルレース製EXマニ、豪州プラズママン製サージタンクなど、吸排気系にも専門店ならではの豊富なノウハウが満載されているのだ。

 

 

 

スペック

■エンジン:4G63改2.2L(568ps/7113rpm 69.8kgm/4351rpm) 東名パワード 2.2Lキット、カム(EX270度)/HKS VカムPro、VALCON、F-CON Vプロ3.3、EVC6、CT9A用スーパーターボマフラー、Sタイプインタークーラー、オイルクーラー/ボルグワーナー EFR7670タービン/TiAL ウエストゲート×2/フルレース アウトレット、EXマニ、フロントパイプ/サージタンク/オートスタッフ80φスロットルボディ/サード900ccインジェクター、255L燃料ポンプ×2/Gフォース ポート段付き修正、ワンオフパイピング

■ドライブトレイン:エクセディ カーボンツインクラッチ/ラリーアート フロントLSD/RS純正リヤLSD

■サスペンション:オーリンズ フラッグL(F12kg/mm R10kg/mm)/クスコ スタビライザー

■ブレーキ:ブレンボ 6ポットキャリパー+350mmローター(F)、4ポットキャリパー+328mmローター(R)

■ホイール:アドバンレーシングRS(9J×18+22)

■タイヤ:ディレッツァZⅢ(255/35-18)

■インテリア:レカロRS-G/ウィランズ ベルト/MOMO 35φステアリング/デフィ 追加メーター(水温、油温)/ブリッツ AF計/大森・電圧計

■エクステリア:フィースト ワイドフェンダー

 

エンジンは東名パワードの94mmストローカーキットによる2.2L仕様。ヘッドはインテーク側にHKSの可変バルタイシステムVカムPro、EX側カムは東名パワードの270度を装着とポートの段付き修正が施されている。

 

タービンは最大650psまで狙える大風量タイプのボルグワーナーEFR7670。エキマニは肉厚のシームレス管で、耐久性の高い米国フルレース製。ウエストゲートをツインで装備する。ブースト圧1.9キロで568psを発揮。

 

インテークパイプはエアクリーナーからインタークーラーまでが100φ、インタークーラーからオートスタッフの80φスロットルまでが80φ。豪州プラズママンのサージタンクも装備して高い吸入効率を実現。

 

右側1本出しのマフラーは、CT9A用のHKSスーパーターボマフラーを加工して装着。ストレートな排気レイアウトが可能となるが、リヤデフがAYCの場合は干渉してしまうのでRSの機械式デフへ変更とセットのメニューとなる。

 

エンジン制御はF-CON Vプロ3.3を使った、エアフロレスのDジェトロ方式。点火コイルは個別制御のダイレクト化。燃料系は900ccインジェクターに255L/hポンプを2機がけで強化。トランク内にはコレクターも装備する。

 

フロントバンパーの開口部いっぱいに収まるのはHKSのSタイプインタークーラーで、パイピングはGフォースのオリジナル。右側フォグランプの裏側には、純正交換タイプのオイルクーラーも装備して冷却系を強化。

 

ディープコーンタイプのステアリングと運転席をフルバケに変更して、ドライビングポジションを追求したインテリア。追加メーターやコントローラー類はすっきり装着。クイックシフトも装備している。

 

 

Gフォース 田澤さん

「4G63の排気量アップにはいろいろ選択肢がありますが、HKSの2.3LやJUNの2.2Lもオススメです。タービンは低回転からブーストの立ち上がりの良いものが最近のトレンドですね。駆動系はクラッチ強化だけでいけますが、街乗りも考慮するならカーボンがベストです」

 

 

取材協力:ガレージGフォース